執筆から遠ざかっていた有名作家のジュニは、後輩を訪ねソウルを離れる。旅先でジュニは、第一線から離れた女優のギルスに偶然出会い、初対面の彼女を主演に短編映画を撮りたいと提案する…というストーリー。
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ホン・サンス映画っていつも"場所"になった気持ちで見てしまうから、登場人物が室内に入ってしばらく取り残された後で室内のシーンに突入すると「おっ、部屋に入れてもらえた!」って気持ちになる
>>続きを読むコロナとか、キムミニのこととか。
「自分の人生は自分で判断して生きるものよ」のシーンで大変満足して後半は気持ちよく寝た。ホンサンスのズームが心なしか元気なさげに映った。劇中に出てくるライカシネマ、か…
ホン・サンスにはめずらしく物語性のある映画。といっても、ナラティブはいつものホン・サンス節なので、一見なにを言いたいのか分かるような分からないような話がダラダラと続く。
小説が書けなくなった小説家…
何というか不思議な世界、不思議な映画、
普通の会話、普通の挨拶、
「お久しぶりです。」「初めまして。」
特別の大きな事件や衝突は起きない。だけど、よーく集中して観察していると、微細なさざなみが立…
『私の夢だったの』
1+2=3
パッとしなくなった小説家と女優の話。画面上に三人いる場合が多かった。それは、関係性の今は悪い三人であったり、古い友達や元カレであったり、新しくであった人々であった…
ホン・サンス監督の作品を観るのは加瀬亮さんが出てたやつ以来だから、多分10年ぶり位ですけど、ずっとスタイルを貫いてるんですね。
今作は何故か日本の昭和感を感じましたけど、退屈する事なく観られました。…
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