No.1628 フランソワ・オゾン監督
今は、貴方のような人が来るところではない、いつか必要な時もあるだろう。
そんな風に言われているようで。
そうそう、私には縁のない世界。関わることも絶対にな…
人はいとも簡単に他人を傷つける。
手段は星の数ほどある。
そして、傷つくのも容易いこと。
舞台は1970年代だろうか、タイプライターやダイヤル式の電話が懐かしい。
映像の質感もレトロで、アナログ感…
このレビューはネタバレを含みます
その身を焦がしてしまうほど恋に焦がれた男の物語。
スクリーンに映し出した映像に涙を流しながら手を伸ばす様はさながら偶像に惚れ込んでしまった哀れな男。
国も境遇も自分と全然違うのになぜか惹きつけられ、…
オゾン監督自身が尊敬してやまないファスビンダー監督の作品を大胆にリメイクした作品。『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』は、演劇みたいに一つの部屋で、話の展開が為されてたが、この作品は設定上、少し違って…
>>続きを読むファスビンダーをほぼ観たことがない状態で鑑賞。この直後にファスビンダー版も観た。主人公が男性になった点を除けば筋書きは驚くほど一緒。しかし、作品の雰囲気は別のものへと変えることに成功していて、一言で…
>>続きを読むフランソワ•オゾン監督がファスビンダーの『ペトラ•フォン•カントの苦い涙』を現代版にリメイクした作品。
主要なキャラクターを男性に変更し、ファスビンダー作と同様に愛の本質をあぶり出している。
監…
映画監督として成功した中年のおじさんが若いイケメン俳優の男に夢中になり、捨てられる話。
映画監督のピーター・フォン・カント。
アミールと出会って、目の色が変わるところは面白かった。
どんどん彼に惹…
ドゥニ・メノーシェの
何も言わずに目で語っちゃう
若い男に溺れる中年男の悲哀が
たまらなく可笑しい
カールという大きなアクセントがあればこその展開に
あたしの目は
メノーシェよりもカールに釘付け。…
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