愛すべきダメ人間賛歌で泣ける。ダメ人間は出てきても、悪人は出てこない。
高畑勲の細やかなカット割りと大塚康生、小田部羊一コンビの上手すぎる日常芝居作画が決まってて素晴らしい。
口ではなんだかんだと言…
ストーリー
関西のおそらく西成が舞台で、時間としては1960くらいか?そこに住む女子小学生を主人公としたはなし。
所感
うーむ。🤔この父親に全く共感できない。😑共感できないを通り越して嫌悪や憎悪を…
チエの独特のガニ股歩きは父親の歩き方と同じだ。血の繋がりを動作から物語る。日常動作を再定義するアニメーションならでは。
母の「チエは大丈夫、賢いから」の瞬間にボートはぶつかる。ウェットで辛気臭いもの…
めちゃ最高!!
紙をとばす風、縁日でスネるテツに差す光、気まずさに動きまわる瞳、触れることに躊躇って手持ち無沙汰になる指。面白すぎる。
人間の周りに付きまとう「バカ」の2文字、人間と猫の物語との対比…
アニメである必要性については後々問う。父親と母親と娘の気持ちに、とても共感できる話だった。家族に対する気持ちが少し晴れた。やっぱり走ったり歩いたりするアニメーションは見ていてとっても気持ちがいい。劇…
>>続きを読む漫画原作という点で言えば『ホーホケキョ となりの山田くん』と同じベクトルにある作品だと思う。原作に敬意を払い、あくまでも原作の良さを最大限活かすためのアニメーション表現による再解釈。原作漫画は読んで…
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