とにかく舞台美術の素晴らしさに目を奪われてしまう作品。
高さや曲線を活かした独特のデザインには、足元の揺らぐような不安と幻想的な心地よさが同居している。
奥行きもあり、フェスティバルの場面では後方の…
このレビューはネタバレを含みます
この映画は1920年にドイツで製作されたサイレント映画である。夢遊病患者を操り、大量殺人を犯してきたカリガリ博士とその事件の解決に挑む警官や男、事件に対して恐怖を抱く民衆の心理的な動きを含めて描いた…
>>続きを読むそういえば、造形性に注意してみてと授業で言われて鑑賞。造形性よりもストーリーを注意してしまったけれど(笑)
わたしはふたつのパターンを考えた。どちらでもいい。気味悪く面白い。
セットの造形美に…
1919年のドイツ映画。1919年はバウハウスが誕生した年だしこの頃のドイツはいろいろと凄かったっぽい。
とにかく村や家の形が歪んでてファンタジック。(これは見てて飽きなかった!すごい!)
役者の…
まず驚くのは現代でも通用するストーリーライン。男の告白から話は展開し、カリガリ博士とチェーザレの登場、犯行と謎の解明、そして現在に戻りもう一つ話をひっくり返される。
100年近く前の映画ですでに現代…
67分バージョンを鑑賞。
言うまでもなく、美術がぶっちぎりで素晴らしい。脚本も演出も凄過ぎる。
まさに非の打ち所がない。
マルホランドドライブやロストハイウェイで物凄く衝撃を受けた、「現実と、夢…
ドイツ表現主義の作品。表現主義ってのはこう形のない感情を形で現そうってやつ、たぶん。歪んだ緊張感が視覚的に伝わってきてセットや舞台道具に目が奪われます^^ディ・アート。古典的な無声のホラーでストーリ…
>>続きを読むドイツ表現主義の傑作。圧倒的な芸術の中で展開するストーリー。第一次世界大戦に翻弄された若者たちが書き下ろした力による荒廃をテーマにした映画。
ストーリー演出キャスト字幕、どれをとっても今までに、そし…