人間と自然の関係を考えさせる佳作。
この作品を観て感じたことは、近年の自然災害の原因って「地球温暖化だけなのぉ」と思いましたねぇ! コンクリートなどで水と空気の流れが阻害すると災害を引き起こす原因に…
建築とか土木の仕事していると、知識や概念として理解できるし、そうだと思うんだけど、実践するとなると艱難辛苦の道。
技術標準、スタンダードと呼ばれる工学的なものは、物を作るための基準なので、治水や治山…
風と水は渦を巻く。渦は宇宙のエネルギーなんだよ。環境問題の綺麗ごとばかり知り満足して終わってしまわないように、粘り強く活動している人がいる。矢野さんは、ああ本物の人だと思った。風を通らせると、草は木…
>>続きを読む「ちゃんと風を通してやればツル植物は"大人しくなる"」旨の発言が出たあたりからオッ?となり始めたのだが、独特に人間中心主義的な世界観をもった人で、あまり科学的な態度と思えず、思想として乗れなかった…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
見えている 見てる 聞こえている 聞いている 風の流れ 水の流れ 空気の流れ
呼吸 風の剪定 経絡
細かい根っこが土をふわふわにして空気の通り道ができる
堰き止めたものが出口を求めて決壊する
隙間、…
息をしている限り生を全うしていく。
矢野さんは植物の、命あるものの力を信じている
地球は人間のためだけに存在するんじゃない。
そろそろ目を覚まして、責務を果たす時間じゃないかな。さて足下からはじめよ…
ミニシアターいっぱいに観客がいて、こんなに注目されていたんだ!ってびっくりした。
自然災害や環境破壊が再生していくには時間がかかるというのはもっともだけど、
矢野さんのように、水や空気の通り道を作…