初めて観た「淵に立つ」や、ドラマから始まった「本気のしるし」を観た時に感じた「人間の生々しい心の動きそれ自体がドラマなのだから、過度な音楽も演出も、仰々しい台詞回しも一切無用」という深田晃司監督の潔…
>>続きを読む 妙子(木村文乃)の子を失った悲しみは、相当なものかと。母親にとって、幼い子供を亡くす程大きな悲しみはないかと。多分、一生持って行かなくてはならないものだろう。
1年間、再婚した二郎(永山絢斗…
《痛かった、全部。》
◎80点
メ〜テレ開局60周年記念作品。
矢野顕子の楽曲『LOVE LIFE』をモチーフに作られた。
監督・深田晃司(『淵に立つ』『よこがお』)。
【あらすじ】
愛する夫・…
こっち見て
エンディングタイトルの出し方、最高。
悲哀のダンスが脳裏に焼き付く、秀逸だったなぁ。
モノクロのオセロ、カラフルな風船。追いたい男と、追ってしまう女の対比。そして相手の気まぐれさに翻弄…
最近は邦画をあまり見ないのと、好みが分かれそうな感じもあったのでどうかなーと思いながら見ました。
が、めっちゃくちゃ印象に残る作品の一つになりました。私は好きでしたし、映画館で見れてよかった!と思…
人の目を見るのが苦手な自分は、終始二郎(永山絢斗)目線でこの物語を追っていった。
二郎からは人間の日常のリアルさを感じる。
善も悪も曖昧さも持ち合わせた人間の本質。
永山絢斗のリアルにこの映画は支え…
矢野顕子「LOVE LIFE」から着想を得た作品になり、最後そこに着地するのか…という深い余韻が残る。深田晃司は日常に潜む不穏と絶望、みなが隠し持っている理解しがたい人間の嫌な部分を描くのがほんとう…
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