このレビューはネタバレを含みます
直接的な“悲しみ”ではなくてひたひたと心に侵食してくる“悲しみ”だった。
形式的には繋がってるとされてる人間も、心の深淵では他人のような感じがした。
みんな独りだった。不安。
これほどまでに人間…
矢野顕子「LOVE LIFE」から着想を得た作品になり、最後そこに着地するのか…という深い余韻が残る。深田晃司は日常に潜む不穏と絶望、みなが隠し持っている理解しがたい人間の嫌な部分を描くのがほんとう…
>>続きを読むTAMA映画賞最優秀作品賞受賞作の一本という事で鑑賞。商業主義ではない、映画ファンが純粋に選ぶ映画賞です。
日常の静けさと突然の喪失を描く、かなり辛い物語だったが、つかみどころが難しい作品でもあっ…
妙子(木村文乃)と二郎(永山絢斗)は新婚夫婦。妙子の連れ子、敬太と3人仲良く暮らしています。
二郎の親の反対を押し切って、籍を入れた二人。
義理の親から浴びせられる
「中古は良くない」、「本当…
公開時に見逃してしまった一作
本作をかなり評価している人も多かったので、早く観なければと常々
自分の気持ち/想いが、社会で共有されている正しい形・美しい形と違っていた時に、醜くても間違っていても自…
前夫との息子の敬太が事故で亡くなり絶望に陥ってしまった妙子と現夫の二郎を描いていく映画
敬太の実父であるパクに連絡してない(できない)、二郎の養子にもしていないという点で結構突っかかれるのが特徴的
…
人間関係・他者への印象が、くるくる反転・揺れる中でも、他者を見つめて関わっていけみたいな話で結構グッときた
でも、映画言語・記号的すぎる気もするし、そういうことを志向してる中で要素があんま整頓されて…
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