クリスティアン・ムンジウ監督作は空気が冷たくて呼吸器が悲鳴を上げる。
閉塞感が体にまで浸透する。
そんな中にいて幸福感はあるのだろうか。
クリスティアン・ムンジウ監督はヨーロッパの様々な状況に生き…
2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション。監督のクリスティアン・ムンジウは、『4ヶ月、3週と2日』で第60回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞後、『汚れなき祈り』で再び第65回カンヌ国…
>>続きを読むルーマニアの小さな村で
"よそ者"を排除する差別的思想のリアリティが描かれる
他国に出稼ぎに行き粗雑な扱いを味わっていながら、
自分は正しい!!と
人種に強い偏見を持って意見をぶつけ合う集会のシー…
いろんな人種の名前出てきて結構ややこしく国の背景を知らないと難しい
こういう問題は世界共通か
少しファンタジーな空気もあり後半の緊張感は凄まじい
誰かの考察必須だけどまだ分からいとこもある
この監督…
出稼ぎ先のドイツで暴力事件を起こし故郷へ戻ってきたマティアス。だが妻との関係は冷え切っており、また息子は森で何かを見て喋れなくなってしまい…
差別や偏見をここまで素直に描いたことをまずは称賛したい…
2020年に実際に起きたディトラウ外国人排斥事件を基にしたフィクション。
ルーマニアのトランシルヴェニアを舞台に、村の小さな対立が深刻な紛争に発展するさまを描く。
クリスティアン•ムンジウ監督ら…
クリスティアン・ムンジウの映画だけど『4ヶ月、3週と2日』や『汚れなき祈り』みたいな静かな衝撃はあんまり感じなかったし、息子を準主役にした方が良かったな。決定的場面や「何を見た」かが省かれている演出…
>>続きを読む大好きクリスティアン・ムンジウの第5作目。ルーマニアの村社会を舞台に分断される現代社会を重ねる。
セリフの色分けなど相変わらず計算され尽くしたムンジウ作品だとは感じるが、東欧の国際情勢など設定とな…
Ⓒ MOBRA FILMS, WHY NOT PRODUCTIONS, FILMGATE FILMS, FILM I VÄST, FRANCE 3 CINÉMA 2022