クリスティアン・ムンジウ監督作は空気が冷たくて呼吸器が悲鳴を上げる。
閉塞感が体にまで浸透する。
そんな中にいて幸福感はあるのだろうか。
クリスティアン・ムンジウ監督はヨーロッパの様々な状況に生き…
監督&脚本は大傑作『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール大賞を受賞しているクリスティアン・ムンジウ。彼の監督作品は、その後の『汚(けが)れなき祈り』も『エリザのために』も封切で観て…
>>続きを読む2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション。監督のクリスティアン・ムンジウは、『4ヶ月、3週と2日』で第60回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞後、『汚れなき祈り』で再び第65回カンヌ国…
>>続きを読むルーマニアの小さな村で
"よそ者"を排除する差別的思想のリアリティが描かれる
他国に出稼ぎに行き粗雑な扱いを味わっていながら、
自分は正しい!!と
人種に強い偏見を持って意見をぶつけ合う集会のシー…
森の中にバンパイアがいる話と思いきや
外国人差別のゼノフォビア
場所
トランシルヴァニアの田舎
Recia レチア/ レクファルビア
"レチア" ググったら
LECIA スナック👩🏻
仕事熱心…
原題「R.M.N.」はルーマニア語で
MRI( 磁気共鳴画像化装置 ) を意味します
映画の中には複数の言語が出てきて字幕が
ルーマニア語は白
ハンガリー語は黄色
その他の言語はピンクに色…
いろんな人種の名前出てきて結構ややこしく国の背景を知らないと難しい
こういう問題は世界共通か
少しファンタジーな空気もあり後半の緊張感は凄まじい
誰かの考察必須だけどまだ分からいとこもある
この監督…
出稼ぎ先のドイツで暴力事件を起こし故郷へ戻ってきたマティアス。だが妻との関係は冷え切っており、また息子は森で何かを見て喋れなくなってしまい…
差別や偏見をここまで素直に描いたことをまずは称賛したい…
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