永遠を壊したのは僕
心理描写と空間の象徴性が圧倒的。レオとレミの距離を「親密さ」ではなく「赦しと再生」の視点から掘り下げた、静謐で痛切な作品。
母性・兄弟関係・内なる葛藤に注目して観てほしい。
h…
小中学生の頃の、なんでか泣けてくる、無性に怒りたくなるあの感覚が、蘇ってきた。記憶を思い出したではなく、潜在的な感覚が呼び起こされて蘇ってきたというかんじ。
車の扉が閉まって音が遮断され一人世界と隔…
素晴らしい👏
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリに輝いた傑作✨
今年鑑賞したフローリアン・ゼロール監督の『The Son\息子』と同じぐらいの衝撃と感動を覚えました。観…
子供から少年に変わる頃、急に友達関係も変化する。
小学生の時には毎日の様に遊んでいたのに、中学に入り新しい人間関係が築かれると、意識しなくても疎遠になっていることはある話だ。
元の関係に戻りたくても…
Instagramの宣伝で予告を見て観たいと思い鑑賞。
予告編はLGBTQやクィアを全面に出していたけど、
それよりも思春期の出来事と感じた。
性の目覚めは個人差があるから、
性対象として彼らが…
ボーイズ
2人で走る花畑と一人で走る花畑は全く見違える。
ロケーションにも主演の少年二人にも、終始魅入る104分。
彼らは演技未経験とのこと、才能という言葉で括り切れない魅力。目配せが非常に印象的…
この作品を観て思ったのは愛情(友情を含む)は一歩間違えると呪いになり得るということ。結局あのキャラクターはあんな風になってしまったが、むしろ主人公の方が一生呪いを抱えて生きていかねばならなくなってし…
>>続きを読むいろいろな意見があるとは思うが、これはLGBTQの映画ではないと感じた。
「close 〔人同士が〕親しい、親密な、密接な
・We used to be close. : 私たちは以前は親しい間柄で…
花き農家の仕事の様子が無垢で若々しい彼らの成長していく様子、傷付いていく様子と重なり美しくも無慈悲、残酷で、自分の少年期にもこんな事あったなと終始息苦しさも覚えながらの鑑賞でした。
残された者たち…
Versus Production 2022