恋文に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『恋文』に投稿された感想・評価

主人公は礼吉なのに、礼吉周りで起こることにあんまり意味がない気がした。
この作品で真に描きたいものはラストの方なので、道子主人公にしたほうがよくない?
とは思った。
しかし、時代的にも原作小説を脚色…

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トモ
3.3

脚本は良い意味でも悪い意味でも小さくまとまっており、編集も家に向かうとことか回想とかところどころ間の悪さが目立つものの、顔や動きで見せていく映画だった。
政府批判でも戦争批判でもなく人間の個人的な問…

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脚本も監督も面白いっすね。
東京でクリーンなロングショットが撮れるのって明治神宮くらいしか無いのかもな。撮影監督の鈴木博は成瀬と組みがちな人だったんだね。
3.6
名優オンパレード。笠智衆の登場シーン、あれだけ?とびっくり。最後は救いがあった。
3.5
映画に生きる「田中絹代特集」。戦後に生きる女性を主役にした木下っぽい脚本。絹代さんの記念すべき初監督作。カメラワークが中々のものでした。
3.5

最初に叫んでおく。
女に参政権がない時代に男が始めた戦争のせいで苦労してんのに、勝手にジャッジすんな!ムカムカポイントは主に脚本と時代によるもの。これまで田中絹代も、「ないわー」と思いつつ演じたこと…

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odyss
3.5

【終戦直後の時代に生きる女性の困難】

神保町シアターで見た「田中絹代」特集の一本。昭和28年の作品。
田中が監督を務め、同時にちょい役だが出演もしている。

海軍兵学校を出て海軍軍人になった真弓礼…

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3.8
Rec.
❶24.11.26,ラピュタ阿佐ヶ谷(35mm)/昭和の銀幕に輝くヒロイン[第110弾] 久我美子

田中絹代の第1回監督作品。原作は丹羽文雄。木下恵介が脚色した。森雅之が復員してきた。友人の宇野重吉の仕事を手伝う。米兵へのラブレターの代筆だ。ある日、かつての恋人だった久我美子が現れる。夫に死なれ、…

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田中絹代映画の女性が危機に陥って覚醒する時って、すんごいクローズアップで表情の変化が捉えてる気がする…。

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