主演を森雅之と久我美子、脚本を木下恵介が務めた、女優・田中絹代の監督デビュー作。
終戦から5年後の東京・渋谷。洋妾相手に恋文の代筆の仕事を始めた元エリート軍人が、戦前の恋人で他の男と結婚した幼馴染…
浮気とかしない堅物なモリマが観られるだけでもかなり貴重な作品なのではなかろうか。
テロップじゃなくて便箋に書かれた文字として出てくるタイトルとスタッフ・キャストロールが洒落ていて始まりから引き込ま…
ラストに森雅之自身で駆け出さないでどうする。編集の間が気になるところが中盤目立つが女3人組シーンが流石に長すぎる。
感動するのは川を挟んで再会する2人とOPクレジットの便箋。
田中絹代の人脈による…
田中絹代監督〈恋文〉視聴。木下惠介脚本。冒頭の通りで子供にぶつかるカット、ひとつ目がロケでアクション繋ぎでにニカット目がセット撮影、アパート二階の背景で高架上の列車も走る。監督一作目でこの凝り方。明…
>>続きを読む2022/5/14
田中絹代の第1回監督作品で、脚本は木下恵介。元エリート軍人の真弓と、彼のかつての想い人・道子。真弓演じる森雅之が相変わらずの鬱屈さで、モリマらしいモリマが見られる。対する道子演じ…
田中絹代がフィルム・ノワールを自在に操ってみせた一例である。作品のクライマックスは、男性の本質が均質化されているという事実への衝撃から生まれる。この衝撃は、後に『Mikey and Nicky』でも…
>>続きを読む主人公は礼吉なのに、礼吉周りで起こることにあんまり意味がない気がした。
この作品で真に描きたいものはラストの方なので、道子主人公にしたほうがよくない?
とは思った。
しかし、時代的にも原作小説を脚色…
脚本は良い意味でも悪い意味でも小さくまとまっており、編集も家に向かうとことか回想とかところどころ間の悪さが目立つものの、顔や動きで見せていく映画だった。
政府批判でも戦争批判でもなく人間の個人的な問…