田中絹代の監督デビュー作を豪華キャストが彩る
長年の想い人が、戦後米兵のオンリーになることで生活を成り立たせていたと知って動揺し、憤慨する陰キャの兄(森雅之)
陽キャの弟は彼らの仲を取り持つべく…
そこで終わるのかーって部分も含めて「映画」を見てる実感がありました、ここ最近の新作がほんとにひどいので😢小津のようなわかりやすい作為/演出はなく、全てが適切だがそれ以上でも以下でもないように思える。…
>>続きを読むズボン売り場からすっと出てくるカガキョンの可愛さに悶絶し、相変わらずうじうじしてるモリマに相変わらずだなぁなんて思いながらも、今まで見たことのない久我美子の美しさにかなり驚いた。絹代の女優の撮り方や…
>>続きを読むあんまり面白い映画だと思えなかったけれど、それでも非常にセンシティブな映画で引き込まれたところはたくさんあった。
前情報として、映画監督を務めるにあたって非常に勤勉に取り組んだというのを知っていると…
最初のクレーン・ショットでいい映画だと予感させる。夜、男性2人の背後を電車が通る。夜の電車はいい、中の人が幸せそうに見える、と言う。戦後、居場所のなくなった軍人は手紙の代筆をする。50年代の渋谷駅。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
早稲田松竹の特別レイトショーで『女ばかりの夜』に引き続き鑑賞。中央最前列左から2番目。こちらは新東宝のスタンダードで4Kデジタルリマスターの威力はそこまで感じなかった。音は少しくぐもって聴き取りづら…
>>続きを読む田中絹代監督大会@早稲田松竹。
本年8本目。
これもデジタルリマスターでは初鑑賞。
驚くほど鮮明な画面になり、渋谷の雑踏、明治神宮の霧、ラストの久我美子の病床アップなど、こんなにきれいだったのかと、…
演出はテンポよくズルをしない確実なもの。画面奥と手前に歩く場面、背景の乗り物の見せ方などロングの画ほどいい。アップまわりの作りがちょっとぎこちない気も。自己憐憫、女性と柵などのモチーフ。兄がはじめて…
>>続きを読む戦争を境に生き方にしても精神的にも断絶してしまった幼馴染二人。
その二人がついに再会を果たす時、同じ画面の中に二人は収まるが、カメラだけは電車に乗っていってしまう。まるで、時代だけが先に動き始めてし…