このレビューはネタバレを含みます
フランスの作品はなんでも観ると決めているので鑑賞。
毎回のことながら大してあらすじを読まずに観たので、こんなに真面目な話とは思っていなかった。
ブノワ・マジメルが演劇を教えるシーンは感動的で、演技し…
今作に登場する病院の環境は、とても恵まれていると思う。命を扱う仕事の人たちの心のケアはとても重要だと感じていたので、ミーティングの様子なんかも興味深く観た。ただ、色々と気持ち悪く感じる部分もあって、…
>>続きを読むブノワ・マジメルが涙目で静かな大熱演。ハネケの『ピアニスト』では酷薄そうな美男だったマジメルは、中年期に至ってやつれた表情が似合ういい俳優になった。中年の息子に対して過干渉の母親カトリーヌ・ドヌーブ…
>>続きを読むカトリーヌ・ドヌーブとのブノワ・マジメルが共演し、ガンで余命宣告を受けた男とその母が穏やかに死と対峙していく姿を描いたヒューマンドラマ。
監督は『太陽のめざめ』のエマニュエル・ベルコ。 5年ぶりの…
カトリーヌ・ドヌーヴの貫禄ある存在感は流石といったところだけど、感動的なドラマを作り上げようとする監督の意図が透けて見えるし、そのせいで逆に人物の感情の表現に偽りとぎこちなさが混じってしまっていて中…
>>続きを読む人生半ばにしてがんを宣告された男性は、確実に迫る死と次第に向き合うようになる。そして、彼の母親は激しく動揺しながらも、それを見守っていく。
自分にも起こりうることだから見ていてしんどい。
暗いし、…
バンジャマンはガンを宣告され、母クリスタルと名医エデを訪れる。
カトリーヌドヌーヴの母親が似合わない、ブノアマジメルが息子じゃなく恋人に見えた。
病状から心構えまで詳しく話すエデ、「自分を責めてはい…
© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE