大映の看板女優を主演に配し、女性の美しさと強かさを描く三つの短編オムニバス。
増村保造「耳を噛みたがる女」
船で暮らす貧乏家族の長女が男を転がし焦らして金をとる、必殺耳噛みに男はイチコロ。『最高殊…
「耳を噛みたがる女」
冒頭のあやや、振り返る→ウインク、そのまま颯爽と去る。はい、最高。
川口浩と若尾文子の恋愛モノとなれば、これほど楽しいことはないのだが、話が辛すぎて泣きそうになる……
増村、短…
大映看板三女優による豪華オムニバス。
いつもの俳優が勢揃いで見どころもたくさん、最高だった。
どのパートもそれぞれに良いけれど、圧巻だったのは2つ目の山本富士子パート。い、色っぽい、、富士子さんに…
若尾文子、山本富士子、京マチ子、大女優3人のそれぞれのキャラクターを活かした珠玉の短編3作。大女優たちの円熟した演技を堪能できる。どの主人公も、現実としたたかに戦い、明るい一歩を踏み出す女性像をスク…
>>続きを読む心に闇を抱えた女の話
みんな信じられるのは自分だけというスタンスで生きているのだけど、最後にもう一回人を信じてみようとなるところを愛らしくて人間味たっぷりに描かれてて良かった。
今の時代に観ても…
『耳を噛みたがる女』『物を高く売りつける女』『恋を忘れていた女』のオムニバス。わたしは耳を噛むのも噛まれるのも嫌いで、物を高く買わされたことはあっても売りつけたことはなくて、恋を忘れてはいないけど恋…
>>続きを読む#若尾文子 は間違いないなあ。
きれいだなあ。
男がいないから寂しいとかそういう時代じゃないでしょ、男を食って生きるだけあんたたちよりマシ、なんていう台詞がよかったです。
男は食べ物です。血と成り肉…
市川崑のパートがずば抜けて良い。山本富士子の悪女っぷりと彼女に翻弄される船越英二。まさに女の掌の上で転がされもてあそばれるが、それでも良いと思ってしまうほど山本富士子の魅力が全開。
また中編ながら…