村松梢風原作の短編集。
1話目 耳を噛みたがる女
増村保造監督×若尾文子主演
2話目 物を高く売りつける女
市川崑監督×山本富士子主演
3話目 恋を忘れていた女
吉村公三郎監督×京マチ子主演
…
増村保造、市川崑、吉村公三郎がオムニバスでそれぞれ3人の悪女を描く。
①の「耳を噛みたがる女」の若尾文子×増村保造のタッグはやはり最強。
キャバレーに勤めてる女が男を騙してお金を巻き上げるのだが、…
市川崑生誕100周年なんですね。増村保三、吉村公三郎とのオムニバス映画。金にまつわる女の話が3話ある。増村作品は、テンポよく御曹司と結婚を夢にながら男から金をむしり取る女を若尾文子。短編としては、面…
>>続きを読むみんなにおすすめできるオムニバス
2話目:物を高く売りつける女
船越英二演じる三原靖は、謎の女の秘密を早いうちに見極めているし、息子の船越英一郎が松居一代と結婚する事にも大反対してたみたいなので、…
1時間40分で3つのお話があるオムニバス映画。1つのお話が約30分ちょっとなのだが 濃い内容なのですごく長く感じられてお得な作品。
男優の川口浩や田宮二郎も好きだけれど なんと言っても京マチ子の存…
3人の監督のオムニバス映画。女優がそれぞれ美しい。好みは2話目。船越英二は今回も最高。赤いセーターを着て浜辺に佇む作家(三島由紀夫を参考にした役とのこと)。山本富士子とのやり取りもドキドキ。音楽もゴ…
>>続きを読む三人の女性の生き方を描いたオムニバス作品。エンディングがめちゃくちゃ可愛かった〜〜❣️
「耳を噛みたがる女」
若尾文子が本当に最高。ラストも昔の外国映画のようなオシャレさがあった。歯医者の待合室や…
1話目、ダルマ船で暮らす若尾文子とは黒川紀章もびっくりのスゴイ設定。この当時は違和感なかったのか。2話目、水木しげるやつげ義春な世界観、からの。3話目、1960年の京都弁と名古屋弁が流暢。大映黄金時…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
若尾文子、山本富士子、京マチ子によるオムニバスです。独力で生きていくためには男を騙し利用する経済的行為があからさまに描かれています。短い時間の中で、圧倒的な存在感を放つ3人の女優の神々しさにあなたは…
>>続きを読む