全ての生き物は、海に帰って行く…。
タイトルの語呂の良さとポール・メスカルが気になって鑑賞。
色味の無いのに壮大な海と大地の自然の中のとある漁村で、静かながら不穏な人間ドラマが展開。
七年ぶりに…
この手の映画が散見されるようになったということは、風の音に怯えて眠れなかった女性たちがそこから脱出し、声を上げられるだけの力をつけてきたということ。
日本の男性にはウケないだろうな〜
あらすじでは…
ポール・メスカルが気になって鑑賞。
他の作品での彼は穏やかで繊細な役をしていたから始めはそう見えたけどすぐに不穏さが押し寄せてきて「こいつだめなやつだ」と気付かされる。
牡蠣が痩せててあんまり美味し…
どうしようもない息子が帰ってきて最悪なことになる(誰かが帰ってくる映画はだいたい好き)
『アフターサン』であれだけ寄り添いたくなるような父親を演じたポール・メスカルが今回は人間的にダメだろと思うよう…
息子への異常とも思える愛を注ぐ母親と、それを受け続けたせいか何処か問題を抱える息子。
母親の行き過ぎた愛情からの行動が恐ろしい事態を引き起こすことに、、、
親子とはいえ依存しあう関係になってしま…
このレビューはネタバレを含みます
小さな漁村、そこに住むある家族と村民たちの脆い関係性、真実が剥き出しになっていく様は軋むような不穏な音楽と暗く鬱々とした映像とが相まって背筋が冷たくなる。
ブライアン役のポール・メスカルも素晴らし…
エミリー・ワトソン、ポール・メスカル出演のA24映画。とあるアイルランドの村に帰郷した青年がトラブルを起こす事で、村の問題が次々と明るみになる。
閉塞的で時代に取り残された男性主体の村の中で蔓延る…
このレビューはネタバレを含みます
勝手なイメージだけど、
日照の少なく青灰色で海辺の田舎町
というだけで国内某地方を連想してしまい少し重ねてしまった。
創り出したことへの罪と
自身の誤ちに対しての罪と
前者に罪は無いな、と私は思う…
いつの間にか”母の息子”ではなくなってしまうことがある。そして手に負えなくなり、憎悪さえ湧いてしまうことがあったりする。どうしてそうなってしまうのだろうか。
いやーまいった。内容も知らずポールメス…
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