父は憶えているに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『父は憶えている』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ロシアに出稼ぎに行き、行方不明になって23年。故郷に戻った父は記憶と言葉を失っていた。

故郷の村は金持ちが牛耳り、宗教者は金持ちとつるみ、村中がゴミであふれていた。
父はひたすらゴミを集め続ける。…

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mom
3.0

長回しが多くて冗長にも感じたけど、この村の空気感がよく表されていたと思う。

どんな大きな罪も赦してくれるのに他の神を信じると業火に焼かれるって、心が広いのか狭いのか…
困ったときの「神様仏様」みた…

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サン
2.3

長い間、行方不明だった父が
帰って来る。

母は、待ち続けていたが
再婚していた。

二人でよく歩いた場所を
記憶喪失かもと言われている父は
ちゃんと覚えていたんだろうなぁ。

言葉は発しないけど

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キルギスという異国の地、、人間の営みに対する共通点と、相容れない文化、宗教に触れる、、悲劇でしかない内容に救いは無いが、乾いた土地で暮らす民の良くも悪くも今を映し出しているのだろう、、
たけ
3.0

キルギスの映画なんですね。
ずっと行方不明だったお父さんがロシアで発見されて、連れ戻してから起こる変化を描いた映画。
記憶を失った父の行動を誰も理解できなかったけど、だんだんその意味がわかってくる。…

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3.0

キルギスのアクタン・アリム・クバト監督です。

過去の作品「明りを灯す人」「馬を放つ」を見てきた感想としては、変わりゆくキルギス、荒廃するキルギスを憂慮する監督の思いを感じます。

監督自身、この映…

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『あの娘と自転車に乗って』 などのアクタン・アリム・クバト監督が、母国キルギスでの実話を基に、脚本・監督・主演の三役を務めたヒューマンドラマ。

出稼ぎ先のロシアで大事故にあい、記憶と言葉を失ったザ…

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Haruka
3.0
セリフが少ない分、すごくじっくりと考えながら観られた。

ところどころで出てくる、地元の歌が異国の映画を観てるんだなと感じさせてくれる気がする
3.0
個人的には今年の東京国際映画祭グランプリ。作劇の物足りなさはあるけれど、その余白が良い気もする。

東京国際映画祭にて。

いかにも映画祭で見る映画という感じ。
ロシアに出稼ぎに行った夫が20年ぶりにキルギスに戻ってきたが彼は記憶を失っていた。
そこからいろんなドラマが始まる……面白そうだなと思っ…

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