このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃいい。
珍しくこの邦題もいいと思った。
父がボケて施設に入り、徐々に一人でできないことが増えていくの苦しいね。本人も娘も。
そのうち私の身にも降り掛かってくるのかなあ。
自分に症状が出…
ミア・ハンセン=ラヴ監督『それでも私は生きていく』(2022)
失っていくもの、留まろうとするものー
介護される者は自分の愛の世界に閉じていき、そこには介護する者の姿すらいない残酷さが秘められて…
レア・セドゥ、『アデル、ブルーは熱い色』の時は高校生役だったのに、いつの間にかベテランに……。
内容はそんなこと言ってる場合じゃないくらいシリアス。
サンドラはシングルマザーであるというだけでも大…
この監督は観るとギュッと胸が苦しくなるんだけど、ずっと心に残って何度も見たくなるんだよな。ミア・ハンセン・ラヴ、好きな監督さんの1人です。
今回も父親の介護問題、シングルマザー、不倫…ひとつとって…
余韻を残さず淡々と切り替わっていくシーンが印象的で日々の辛さも喜びも浸る暇もなく時間が過ぎていき物語が進んでいく。ラストカットだけは静止して永遠のように感じさせてくれる。決意とかではないけど一旦終わ…
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それぞれの本に色があって合わせるとパパの肖像画になるの
わたしも人の本棚見るの好きやからなるほど〜とおもったフランスってほんまにこんな生活に学問と芸術が溢れてるものなのかなぁいいなぁ 原題すてき
母…
原題が「ある晴れた日の朝」なのが本当にいい。
悲しい時も嬉しい時も大袈裟に表現せず日常の一部として描かれてる。
どうしようも出来ないこともあるし、いつだって正しい選択が出来る訳じゃないけどそれでも…
レアセドゥの演技が素晴らしかった。表情とか心の機微が素直に沁みた。主人公は家庭を持つ人と恋愛をしていて、シングルマザーで、病気の親のことで頭を悩ませる。それぞれ、要素であるけれど、それが生活のすべて…
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