斬る 4K版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『斬る 4K版』に投稿された感想・評価

yosaka
4.0
妖気漂う剣でバッサバッサと敵を斬るスッキリ系時代劇かと思ったのだが、予想に反してシリアスで内面的な展開。本作でのピンと張り詰めた緊張感のある雷蔵の剣の構えは迫力満点。それにしてもこの映像美はどうだ。
tych
3.7

1962年 新藤兼人脚本.三隅研次監督作品 カラー時代劇 71分。幕末。高倉信吾(市川雷蔵)は、出生に秘密を抱える剣士である。家族を殺めた仇を討って浪人の身となり、剣の腕を見込まれ推挙されて大目付松…

>>続きを読む

オープニングのシーン良かったと思います。いきなり引き込まれました。

最初は爽やかな若侍だったのに、ある出来事を経て人生の辛酸を舐めた様な険しい顔つきの剣士への変貌振りが一番印象に残っています。最後…

>>続きを読む

2025/4/16 BS12

字幕付きで次回は見たい。
1時間半程度の映画なので話が短略化されており端折られた感は仕方がない。😅
そのためかストーリーが単純なんだがもう少し膨らましたいエピソード…

>>続きを読む
TOBIO
-
高倉信吾の壮絶な一生が、バチバチな構図で綴られる。育ての父と妹を失ってから、流浪し、幕府につかえる侍になるが、、、。
終盤は「やっぱりね」展開だが、復讐鬼に化さない潔さ(?)が印象的。
kurita
3.5

オープニングの斬れ味が良い(斬るだけに)。近年見た作品の中でもトップクラスのオープニングだったな…
そして天知茂、顔が良すぎるだろ。びっくりした。こんな人がいたのか。
介錯のシーンもめちゃくちゃ綺麗…

>>続きを読む
3.9

三隅研次を観るのは初めて。「美」というワードが想起される監督だと何となく思っていたが、ファーストショットしかり、見せ方に美学が感じられる。河原での決闘のシーンは、後ろの雲を見れば昼だと分かるが、夜の…

>>続きを読む
kito
3.7

淡々と語られる時代劇ーーではあるのだけれど、主人公なりに筋の通った生き様が、様式美を背景に71分間という短尺で簡潔に描かれていて素晴らしい。

本作の決闘シーンは知る人ぞ知るユニークな表現になってい…

>>続きを読む
滴る水
滴る汗
滴る血

斬るという行為にはなにか液体が滴るイメージが漂う

あなたにおすすめの記事