坂東玉三郎の女形が「美」って感じでうっとりした。
衣装の早替えとか化粧とか眺めているだけで楽しかった。
雰囲気がちょっと『都市とモードのビデオノート』っぽい。
何百年という時を重ねて出来上がってき…
前から観たくて、期待値高かったんだけど、あまり刺さらず。坂東玉三郎よりも、大野一雄の存在感に圧倒。異様にかっこよすぎた…
ダニエル・シュミットはどうやって人選したんだろう。パンフ買うべきだったか。…
「書かれた」顔。
なぜdrawn ではなく writtenなのか。
玉三郎の創る画に可能な限りの解が込められている。
生きる上で、問いは常に美しい。
p.s.
エンディングの中国語(?)の曲名…
途中まで良かったのだが、最終的に観終わった感想としてはどこかもんやり。どう言えばいいか…挿入のドラマがやはり要らなかったような気がする。
全体的に言葉が足りないので脳内で補わなければならない部分が多…
今回のレストア版のビジュアルには全く惹かれなかった。でも、監督はダニエルシュミットだし、私の好きな杉村春子が出ていると知ってとにかく重い足取りだったところを、なんとかユーロスペースまでの坂道を登頂し…
>>続きを読むフィルムの質感が良い…!
鷺娘の玉三郎も歩く玉三郎もインタビューに答える玉三郎も、小鼓の音と重なる化粧筆の音も、全部全部美しくて永遠にこの時間が続いてほしかった…!
それだけにただただ玉三郎を演出し…
歌舞伎は全然観ないけどそれでも面白かった。劇中で言われてる「女形だけど女の視線で世界を見たことがない」はロラン・バルトの著作で読んだことがあるんだけど、この映画について引用してたのだろうか。
どれも…
色彩が独特で、これが日本の色なのかなぁと感じた作品。「トワイライト・ゲイシャ・ストーリー」はちょっと微妙だったけど、”廃れ行く日本”(これはこの作品で歌舞伎にも当てられている視点かもしれないけど)の…
>>続きを読む書かれた顔とは坂東玉三郎が女形を演じるため化粧をし、舞台上では外見(描かれた顔)のみならず所作までも完全なる女性として振る舞うこと(演目に忠実な「書かれた」顔)。
化粧を落として男の素顔が顕となる…
🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE