書かれた顔 4Kレストア版に投稿された感想・評価 - 17ページ目

『書かれた顔 4Kレストア版』に投稿された感想・評価

仕草

仕草の感想・評価

4.0
役者としての坂東と観客としての坂東をカット割りによって結びつけ、そして乖離させる
青山真治助監督
ロラン・バルト「表徴の帝国」
演技的な魂を持つとは限られた空間の中で場を瞬間的に作れることを示す
さく

さくの感想・評価

3.8
とにかく出てくる方たちがバケモノみたいに魅力的。
演じていた演目とかを知りたい。。そこに至る導線あるのかな?
燦

燦の感想・評価

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杉村春子が微笑んだ口元を隠す扇を一枚ずつ閉じていくのを観たとき、「女形」が「女」でないのに似て、「女優」も「女」でないように思った。あのとき彼女の目は他の人を見ていなくて、見えない鏡にうつる自分の所…

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涙

涙の感想・評価

4.2
#書かれた顔
私の心が廃れる迄、この作品は私の中で燦然と花開いてるだろう。
シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0

歌舞伎の夢幻さをレナート・ベルタが捉える。それだけでもう崇高。
冒頭の舞台までの道を歩くショット、凄まじい。
劇中劇は本当にしょうもないけど、ショットは当然良いので何とか許せる。
坂東玉三郎と大野一…

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な

なの感想・評価

4.0

耽美を詰め込んだ映像美な作品。鳥肌が何度も立った。ため息が漏れるようにうっとりする。

女の美しさは結局どこから生まれて、皆どこに惹かれるのか、それは女だからなのか、インタビューを挟む中で色々考えて…

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対象を客観的に観察して作り出した“外面”“所作”と言った物こそが、“内面”“言語”を超えた普遍的な表現なのだという極めて原理主義的な映画に近い価値観がひたすら実践され、見せつけられる

カメラは一切…

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Gigi

Gigiの感想・評価

4.5

上映後、映画館から薄暮の東京へ解き放たれれば見るもの全てに恍惚とし、劇中でも流れていたアマポーラを聴きながら人が行き交う中をさまよい、ヘッドライトを灯し信号に誘導されるがまま流れる車をただひたすらに…

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ダニエル・シュミットが切り取る女形、坂東玉三郎。
息を呑むような美しさの中に、メタファーとしての女の美しさと、舞踊との結び目が紐解かれていく。大野一雄さんの映像作品も収録されていて本当に必見です。八…

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ダニエル・シュミットは題材がなんでもダニエル・シュミットだなぁ!
耽美。そしてレナートベルタによる映像美。
ラ・パロマ、今宵かぎりは...、ベレジーナも早くレストア公開してほしい。

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