4Kじゃないほうをはじめて見たときのインパクトと感動が今回はっきりとした輪郭を新たに帯びながらやさしく舞い戻ってきた。単なる歌舞伎ドキュメントでは決してない。男として女形を演じている(意訳)と語った…
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男の目で捉えた女。他者の目を通し変換され再現されることでしか実現し得ない、非現実的な美しさ。そこには常に張り詰めた緊張感と、俗世から遠く切り離された浮遊感が漂う。変身シーンでは見てはいけないものを…
ガツンとやられた。
ストーリー云々だけではなく、ここまで映画の構図自体を美しいと感じた作品は未だない。
女形の化粧をした時は女性以上に女性になりきる。男性として化粧なしで稽古ししている時は画面越し…
がっつり内子座出てきて、びっくりした!(※地元)
早着替えの裏側(横側?)ががっつり見れて、釘付けだった。
書かれる顔のと手際の良さと美しさ。
大阪城(よね?)をバックに語る玉三郎。
芝居パ…
90年代外国人監督による坂東玉三郎さんのドキュメンタリー・レストア版。
極めて美しい映像と構図の決まりっぷりにドキュメンタリーというより、PVみたい✨と馬鹿みたいな感想。
出てる方々の所作が美しく、…
美しいとはなんだろうか。日本でカメラを回す異国の人が感じるそれと、時が経って渋谷の映画館でいま、蘇った映像を見る私達が感じるそれは違うのだろうか。男と女とでは、なにを美とするかに違いがあるのだろうか…
>>続きを読む坂東玉三郎の語る「女とは」を通して杉村春子をはじめとする女性たちの表現が映し出され、またそれが玉三郎の演技へと投影される…様々な枠組みの提示と経験の照合が無限に繰り返されるような感覚で、知覚の万華鏡…
>>続きを読む舞台に立つ玉三郎は幻のようで儚い。そんな彼を舞台袖から見つめている男もまた、彼自身である。同一人物でありながら、そこには華やかな衣装や化粧で身を纏うという差がある。ここに現実と夢や幻といった境界がで…
>>続きを読む🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE