玉三郎の舞台化粧をするときの迷いのない手の動きを手鏡のなかで捉えたレナート・ベルタのまなざしに息を呑み、東京湾がのぞむ水の上を歩くように舞踏する大野一雄に涙腺が崩壊し、杉村春子の扇子を一枚ずつ閉じて…
>>続きを読む役者、表現者を目指しててはみたものの、どこを目指せばいいか分からない人など観ればいいかと思う。
杉村春子さんとか改めて見ると全身で全く隙のない役者の動きをしているし、そこにはやはり考え方とか理論が…
このレビューはネタバレを含みます
坂東玉三郎の「ことばは二次的」ってほんとうにその通りだと思っている
じゃあ、いま世界からことばをなくしたらどうなる?と、ふっとよぎったけれど、そうなったとしても結局人間は伝えたいことをどうにか伝えよ…
歌舞伎女形役者、坂東玉三郎にスポットをあてたドキュメンタリー
印象的だったインタビューを抜粋
『ある時、はっと気がついたら本当の女の目で世の中を見たことがなかった。(中略)男の画家が女を描くのと…
紅を引くために何度も手鏡が切り返され、それをじっと捉えていたカメラがパンして姿見を映す。その瞬間にエクスタシーに達しました。やばすぎる!!!!とにかく坂東玉三郎の所作が常時素晴らしく、これはとんでも…
>>続きを読む■ダニエル・シュミット監督×坂東玉三郎氏〜♡■
いやー、美しすぎました〜♡
桃源郷を夢見るような理想のコラボレーション〜♡
歌舞伎の女形、坂東玉三郎氏が、虚構としての日本の伝統的女性像を…
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