ダニエル・シュミット監督
1995年公開
単館リバイバル上映を何度も逃した末に、やっと劇場での鑑賞を叶えた。
歌舞伎への造詣はないが、五代目坂東玉三郎という女形の役者が存在することくらいは流石に…
■ダニエル・シュミット監督×坂東玉三郎氏〜♡■
いやー、美しすぎました〜♡
桃源郷を夢見るような理想のコラボレーション〜♡
歌舞伎の女形、坂東玉三郎氏が、虚構としての日本の伝統的女性像を…
映画が現実を越えられない、という場面に直面する事がよくある。
「国宝」のキクオのモデルとなった人間国宝:坂東玉三郎:血を越えた人間 を見てしまうと、凄すぎてもう国宝見れなくなりそう。
男性の視点から…
踊るという行為を一つひとつ化粧を落としていくように剥ぎ取っていくかのような一本。
見つめるという行為はどういうことなのか。人は常に鏡の中の自分を見つめてきた。
能楽の先生が常に大事にしていること…
自分には出来ない不可能な事を知り、認めて自分自身を客観視する 男が女形をやるからこその強い視点軸
杉村春子が美人じゃなかったけれど親しみのある女像で売れたと言及されていて良い例だと思った
言葉は二…
屋形船の上で2人の男を手玉に取る玉様が美しすぎる。
「女を一旦バラバラにして、これが女なんじゃないかというエッセンスを演じてきた、それは女形であろうと女優であろうと同じこと」「自分の限界を知ることが…
あくまで私が歌舞伎についての知識がなさすぎたという意味での評価。。
正直映画としては、ほぼ無声映画に近くて、考えるな!感じろ!的に感じてほぼ意味はわからなかった。
けど、国宝履修後にその冷めやら…
貴婦人または人外なら抵抗なく美しさを享受できたのに、芸者だと「くねくねして気持ち悪い...」と感じてしまった。今と本作の撮影時では、良しとされる種類の女らしさが違うのが自分の感じ方でよくわかった。そ…
>>続きを読む🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE