性格悪くない方のブニュエル。むしろちょっとホット。酔っ払ったおっさん2人が廃棄予定の電車を走らせてしまい、さまざまな街の人々が乗り込む珍道中映画で、乗客によって状況が二転三転するのが面白い。酔いが覚…
>>続きを読む日常生活での不満から夢、願望、幻想を実現したいという欲求は、いつの時代のどこにでも皆抱いているものだろう。
このタイトルの通り、男たちが走らせたお役御免となった古い市電133番が、幻影を見せてくれ…
ルイス・ブニュエル監督作品。
メキシコシティの市電133番は、ボロボロのため廃棄予定となる。お気に入りの電車が廃棄になるのを悲しむ市電運転手コディネスと修理工のタラハスは酔ったいきおいで市電133番…
引き続きルイス・ブニュエルを英語字幕で。
舞台はメキシコシティ。
「この映画は、貧困に苦しむ庶民の生活を描いた些細な逸話に過ぎない。」的な冒頭のナレーション。
主人公は市電(路面電車)の運転手タ…
確かに当事者でなければ、何も変わらない日常であり、市電を盗んで街中を走るというロマンに満ち溢れた出来事は本作を見ている観客と当事者だけが知っている秘密
資本主義に埋もれ大衆からすれば幻影と同等にな…
嵐電の予告を見て真っ先に思い浮かんだ作品。前半、廃車が決まった市電と涅槃をクロスオーバーさせておきながら(屠殺場まで出てくる)のらりくらりと、はぐらかして日常に着地する。まだまだ生きるし、人生は続く…
>>続きを読むブニュエル、メキシコ時代の作品。実はブニュエルってこういうコメディ混じりの映画も得意なのかもしれない。得意のキリスト教モチーフなどもチラホラ。まだメキシコにもこのようなトラムが走っているのだろうか。…
>>続きを読む不法に夜の街を走る市電。屠畜場で乗り込んできた人たちが、豚の生首とか臓物とかを車内中にぶら下げたりしていて、そこへ乗ってきたキリスト像をもった尼さん2人がその有様をみて神に祈る、そのシーンはかなりブ…
>>続きを読む幻影は市電に乗って旅をするっていうタイトルがめちゃくちゃカッコいい。
どんな映画なのかとワクワクしながら鑑賞。
また「皆殺しの天使」のような感じの話なのかなと思いきや、意外にも分かりやすいコミカル…
何かをしたいのになかなかできない描写、アレといいコレといい設定自体はワクワクするのに映像化するとなんかモヤモヤするだけだ
後半は子供達がどうなったんだろうってことしか考えられなかった
ちなみにコメデ…