ATMとして稼働しながら取り繕うことで自我を保ってきた男の気づきの連続。対話の温度差とカメラの切り返しが残酷なほどに呼応する。自身が周囲にかけてきた類いの言葉を旧友から大いなる温もりと共にかけられ、…
>>続きを読む北九州で定時制高校の教頭を勤める末永周平は徐々に記憶が薄れていく症状によって日常生活に軽く支障が出るようになっていた。周囲に言えず、ただ周囲の人との関係を見つめ直し関わろうとするも妻との関係は冷え切…
>>続きを読む光石研さん舞台挨拶付きの上映。なんとチケット完売!さすが地元。急きょ監督も東京からの新幹線自腹で(!)登壇予定ではなかったのに急きょ登壇。上映後の舞台挨拶なのでネタバレOKのトーク楽しみました。二ノ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
主人公を巡る周囲の人々との距離感の話。
観るタイミングによっては
刺さりまくって号泣したかもしれない作品。
事前にいろんな記事を読んで
監督が光石研の大ファンという
予備知識を得ていたため、
な…
光石研さんと吉本実憂さんが素晴らしい。
俺、どこから間違ったかなぁ
が寂しすぎる。
仕事柄なのか、すべてがマニュアル化されてて嘘くさい。本心の言い方を忘れてしまっているように見える。
家族とか…
このレビューはネタバレを含みます
家族の問題がうちにもたくさんあって、もう無理だと思ったことも何度もあるし、いまでも思うけれど、わたしは家族であり他人である父と母との関係を諦めたくないから未だに実家で彼らと暮らしているのだとおもった…
>>続きを読む公務員の職につき、家族がいて、一般的には幸せな中にいつつも 特に大きい幸せがなく淡々と生きてきて。そこまでの憤りがなくとも、モヤモヤとはして。
人に手を差し伸べる優しさは持ちつつ、根底からの感情か…
このレビューはネタバレを含みます
光石さんの演技がさすが過ぎた。
自分の人生何だったんだろうと思うことは誰にでも一度はある。
他人のその瞬間に立ち会える映画。
淡々としているようで、あらゆる感情が登場人物の頭の中で渦巻いているのが伝…
©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ