主人公に共感した映画の中で、かなりトップにくる作品です。
共感したところは、古い洋楽好きなところや、周囲の人と交わすぎこちない会話、さらに気に入らないヤツ(作中でいうタカシ)の前では口を開か…
個人的には苦手な分野の映画だが、役所広司の演技は安定の素晴らしさで、自然とこの作品の世界観に引き込まれていった。
それは当然監督の手腕によるところが大きく、並の監督がこの類いの映画を作ったとしたなら…
照明の使い方が繊細で、映画通してセリフが少ない分、自然とそのシーンの雰囲気や伝えたいことを暗に補填していた。
特に印象に残っているのは植物用の青紫色に光LEDライト。映画では特に影を強調する描写やブ…
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