墓泥棒と失われた女神に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『墓泥棒と失われた女神』に投稿された感想・評価

不思議なタイトルに惹かれて鑑賞。そういう事なのね、と切なくなりました。

ジョシュ・オコナーがヨレヨレで汚くて、誰かわからなかったけれど、時折り見せる笑顔がやっぱり素敵。

80年代のイタリア・トス…

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このレビューはネタバレを含みます

ラストですべて持っていかれた。
このラストでなければならないような確信が堪らなく良かった。

途中は少し長いけれど
この神秘的な
繋ぎ止めたものに
救われたような
安心感。

赤い糸は
切れたりしな…

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すごく良かった。刑務所を出たばかりの墓泥棒が辿る数奇な運命を描いた作品で、現実と幻想の狭間を彷徨い、何度も映画の魔法にかけられる。こんな形のラブストーリー見たことない。特に多幸感溢れる神秘的なラスト…

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noda
4.5
遺物を探し当てたり、過去の人を求めてあわいを行き来する人間を追う映像が美しい。ジョシュ・オコナーがaftersunのポール・メスカルくらい寂しくてどこか可愛らさもある雰囲気を纏っていた。

アーサーが喪失を抱えていたのはわかっていたし、盗品目的ではない取り憑かれたように墓を掘り続けていた彼の動機もうっすら理解していたつもりだったが、こんなにもロマンティックで幻想的、ある種の救済のように…

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Aoyoao
4.3

イタリア・トスカーナを舞台に、
出所してきた考古学愛好家が誘われる幻想を、
コメディとペーソスを最適の割合でブレンドした、
アリーチェ・ロルヴァケル監督の寓話。

墓を掘り起こし副葬品を売るのが収入…

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凡人
4.3

映画然とした映画。こういう映画が観たくて生きているし、この世界観にひたりたくて彼女の作品を観るんだよなー。本当の豊かさを知る人間は資本主義の歯車にされ搾取されていくが、彼自身は常に一貫していて何も変…

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「イタリア🇮🇹のトスカーナ地方。イギリス人の考古学者アーサーは何故か古代エトルニア人の遺跡を探せる超能力(?)を持ち、女神の像を見つける。そのことにより、闇のアート🎨市場に巻き込まれて行ってしまう……

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4.5

80年代のトスカーナ地方でエトルリアの墓地遺跡の場所を探し出す能力を持つ英国人のアーサーは墓泥棒の仲間に引き入れられ遺跡を荒らす
墓泥棒たちがアーサーの後をゾロゾロとついて行くところはお伽話のようで…

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4.3
幸福なラザロに続きアリーチェ・ロルヴァケル2作目視聴。

御伽噺のような世界観の中に、哲学的・社会的メッセージがある。ラザロもそうだった。それが彼女の作風なのだろう。

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