墓泥棒と失われた女神に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『墓泥棒と失われた女神』に投稿された感想・評価

Haruki
4.3

エトルリア人の遺跡を見つけられるという不思議な能力を持つ青年の数奇な物語。

アリーチェ•ロルヴァケルらしいファンタジックで不思議な世界観に酔いしれる。
初めて思ったけど、エミール•クストリッツァに…

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4.3

このレビューはネタバレを含みます

2025年111本目。
終わり方いいなぁ。正直、どこに向かうのかよくわからない、若干のだるさすら漂う展開に「思ったほどじゃなかったかなぁ」と思ってたんだけど、ラストの美しさでガッと巻き返した印象。ア…

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yuna
4.2
難しい…けれどとても良い映画だとは分かる🥹まだマジックリアリズムの勉強が必要なのと、歳を重ねてから見たらもっと違った想いを持つことができるんだろうなあ

不思議なタイトルに惹かれて鑑賞。そういう事なのね、と切なくなりました。

ジョシュ・オコナーがヨレヨレで汚くて、誰かわからなかったけれど、時折り見せる笑顔がやっぱり素敵。

80年代のイタリア・トス…

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このレビューはネタバレを含みます

ラストですべて持っていかれた。
このラストでなければならないような確信が堪らなく良かった。

途中は少し長いけれど
この神秘的な
繋ぎ止めたものに
救われたような
安心感。

赤い糸は
切れたりしな…

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すごく良かった。刑務所を出たばかりの墓泥棒が辿る数奇な運命を描いた作品で、現実と幻想の狭間を彷徨い、何度も映画の魔法にかけられる。こんな形のラブストーリー見たことない。特に多幸感溢れる神秘的なラスト…

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noda
4.5
遺物を探し当てたり、過去の人を求めてあわいを行き来する人間を追う映像が美しい。ジョシュ・オコナーがaftersunのポール・メスカルくらい寂しくてどこか可愛らさもある雰囲気を纏っていた。

アーサーが喪失を抱えていたのはわかっていたし、盗品目的ではない取り憑かれたように墓を掘り続けていた彼の動機もうっすら理解していたつもりだったが、こんなにもロマンティックで幻想的、ある種の救済のように…

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Aoyoao
4.3

イタリア・トスカーナを舞台に、
出所してきた考古学愛好家が誘われる幻想を、
コメディとペーソスを最適の割合でブレンドした、
アリーチェ・ロルヴァケル監督の寓話。

墓を掘り起こし副葬品を売るのが収入…

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凡人
4.3

映画然とした映画。こういう映画が観たくて生きているし、この世界観にひたりたくて彼女の作品を観るんだよなー。本当の豊かさを知る人間は資本主義の歯車にされ搾取されていくが、彼自身は常に一貫していて何も変…

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