墓泥棒と失われた女神に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『墓泥棒と失われた女神』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

地中に隠れた墓を検知できる特殊能力を持つイギリス人、アーサー。彼を利用して墓を盗掘し、供えられた美術品の数々を売り捌いて稼ぐ村人たちも結局はバイヤーたちに搾取されており、抗えない構造の中にいる。

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いの
4.0

ジョシュ・オコナーに似ていると思ったらジョシュ・オコナーご本人だった💦 2度目の鑑賞時に、画面の四隅が面取りされていることに気づいた。しかもその四隅の丸みは変化している! 今作を寓話というのか、現実…

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3.5
ファンタジーなのか、オカルトなのか、ラブストーリーなのか…時として何を見せられているのかわからなくなる独特の世界観。
メル
3.7

笑える場面は殆ど無くコメディの分類ではないと思う。笑

原題のLa chimera は幻想(キメラ)という意味らしい。

失踪した恋人、あの世との繋がり、古代の墓を発見できる特殊能力、闇のアート市…

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serina
4.0

このレビューはネタバレを含みます

女神の首を海に投げ捨てられた瞬間、彰佳とイエーーーイってアーサーに拍手した。真冬も夏も同じ服着てる主人公、想像してた映画よりもずっと暗いんだけど悲壮感がないのはイタリアマジックだと思う。
maico
3.4
ラストの解釈が難しいけどノスタルジーな記憶のカットを時々挟むのが哀愁あって良かった。
風変わりで喜劇的なタッチの中に、過去と現在、死と生の間で漂いながらいまいちそのどちら側にも属しきれない悲哀が滲んでいるよう。かなり不思議な映画だった。
3.6

ベースとなるのは、形なき欲望(愛、お金、美しさなど)を追い求める人間を、皮肉を込めて描いた物語。そこにイタリアの歴史や文化、神話、人間の業、フェミニズムなどを、メタファーとして随所に盛り込んでいる。…

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tirol
3.8
途中までは物語の本題が見えなくて少し退屈だったけど、生と死の境界をさまよう感じと墓の神聖な雰囲気に鳥肌たった。ラストは点と点が繋がって、余韻に浸れる素敵で切ないラストシーンだった。
kanko
3.6

惹かれる部分は多々あるけれど何となく主人公が弱いと思ってしまった。後、もう少しユーモラスに描いてもらえば自分の好みにぴったりだった。そうなるよねと予測できてしまったの所が何ヶ所かあり…
 
ラスト切…

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