こういう映画を観ることはあんまりないけど、不器用な愛の温かみを感じられてとても良かったです!
簡単な内容は、フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で…
カウリスマキの作品でダントツで好き。
アンサの家で、二人が食卓を囲む場面が「完璧な食卓」というタイトルの絵画のような最高のシーンだった。
登場人物の「絶対に言い返す」「真顔で冗談を言う」ところに…
初めてカウリスマキを認識したのは「引退宣言した監督による新作」という奇妙な出会い
つまらなそうでしょ?給料も良くない仕事で辛い仕事で贅沢もできない権力もない
つまらなそうな表情に見えるだけで、私達…
かなり詰め込んだ内容だったのに、余白を感じられるのは、画づくりとか音楽とかの妙なのかな
ジム・ジャームッシュ作品を見ている時の心地よさに似ているなあと感じていたらまさにジム・ジャームッシュの映画がそ…
色使い方がすごい洒落てましたね。フィンランドの寒そうな感じに寒色で溶け込むんじゃなくて、バチっと原色のような赤を差し込む感じ。
恋愛ものなのに表情を出さない作品っていうギャップ感が良い。表情に出な…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen