関心領域のネタバレレビュー・内容・結末

『関心領域』に投稿されたネタバレ・内容・結末

好みの映画でした。

アウシュビッツの横に住んでいる家族の話。

調べるとモデルとなった家族がいるようで、驚き🫢

みんな人が焼け死ぬときの煙や銃声、叫び声で心を病んでいくのに、奥さんだけ全然平気で…

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収容所の管理をする
所長とその家族の暮らしを描いた作品

まず最初の音のみの真っ暗な画面で
ひきこまれた

収容所の内部の描写は一切なく
音のみ聞こえるけれど
逆に恐怖を感じた

何もないように暮ら…

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冒頭にあった、塀を隔てて収容所が見える手押し車のカットから衝撃的だった。一枚の塀を隔てれば、手押し車で運ばれる物が園芸用品から死体に変わるのだ。その後も塀の向こう側で行われる残酷を示唆する描写が挟ま…

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温室の上の煙。
風で流れる煙。
煙に混じる燃えカス。
そして、おそらくもうれつな臭い。

強い立場が弱い立場になったとき、
餌食になるコントラストは鮮やかだ。
でも、元々ただの弱い立場だったら、
存…

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アウシュビッツ収容所の隣に住んでいる所長家族の日常を切り取った作品。虐殺のシーンはなく、それが行われているとの明言もないまま、しかし間違いなくホロコーストを描いた映画である。「サウルの息子」がゾンダ…

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アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所兼絶滅収容所の所長ルドルフ・フェルディナンド・ヘスとその愚かな妻ヘートヴィヒ・ヘスとを、その所長時代の4年間(1940年-1943年)を描いている。場所はアウシュ…

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人間は関心を持たない事象からは目を逸らし存在しないモノとみなす。

だからといって全ての事象について関心を持つことは不可能と考えると、人間の存在そのものが罪深き生物であり、ある種の諦めを持たざるを得…

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今まで色々なナチ映画や、ドイツの歴史を一時期学んでいたことがあったから、ナチの非人道的な行為をあえて暴力的なシーンを排除し聞こえてくる音だけで痛ましい光景が広がっているというのは説明不要とも云える。…

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ずっと遠くにガコンガコンとか重いズーンという音が絶え間なく聞こえる。
気にしなければ気にならないとかそんなレベル。
そこがキモなんだろうな。
白い雲の中に黒煙が混じる。
時々映る有刺鉄線。
川に混じ…

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映画評:『関心領域』 — 「壁」の向こうから聞こえる、人間性の崩壊の音
『関心領域』は、アウシュヴィッツをテーマにした数多くの傑作群の中でも、そのアプローチにおいて異彩を放つ作品である。これまでのホ…

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