原作“マーティン・エイミス”、監督・脚本“ジョナサン・グレイザー”。
第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、音響賞を受賞、カンヌでグランプリはじめ4つの賞を獲得、監督の故郷イギリスでは英国アカデミ…
好みの映画でした。
アウシュビッツの横に住んでいる家族の話。
調べるとモデルとなった家族がいるようで、驚き🫢
みんな人が焼け死ぬときの煙や銃声、叫び声で心を病んでいくのに、奥さんだけ全然平気で…
アウシュヴィッツの所長ルドルフ・ヘス一家の満ち足りた豊かな生活が描(えが)かれています。
一方、その隣の強制収容所 内では、身の毛もよだつガスを用いてのユダヤ人 絶滅政策が淡々(たんたん)と押し進め…
収容所の管理をする
所長とその家族の暮らしを描いた作品
まず最初の音のみの真っ暗な画面で
ひきこまれた
収容所の内部の描写は一切なく
音のみ聞こえるけれど
逆に恐怖を感じた
何もないように暮ら…
冒頭にあった、塀を隔てて収容所が見える手押し車のカットから衝撃的だった。一枚の塀を隔てれば、手押し車で運ばれる物が園芸用品から死体に変わるのだ。その後も塀の向こう側で行われる残酷を示唆する描写が挟ま…
>>続きを読む温室の上の煙。
風で流れる煙。
煙に混じる燃えカス。
そして、おそらくもうれつな臭い。
強い立場が弱い立場になったとき、
餌食になるコントラストは鮮やかだ。
でも、元々ただの弱い立場だったら、
存…
プール付きの庭で楽しそうに遊ぶ子供たち。幸せそうな一家の風景。それがアウシュビッツ収容所の隣で暮らすドイツ人将校一家となると戦慄。
この静かで穏やかな感じがどんなホラー映画よりも怖い。
アウシュ…
ドイツの黒歴史な所があるかもだけど。
戦争が蔓延っている時代は、嫌な事や
凄惨な光景は目にしたくないし“無関心”な
マインドになりたくなると思います。
変な話、生きるのに必死なのかもね。
唐突に敵…
ホロコーストと強制労働で110万人が命を落とした『アウシュヴィッツ収容所』の壁の向こうには、美しい庭園があり、花や野菜、プールまである。そして青空の中、子どもたちの笑い声が聞こえる。
そこで、アウシ…
人それぞれに、“関心”があり、その関心こそが、その人の“自由”であり、犯されるべきではない“領域”だと、個人的には思う。
信仰の自由とか、そんな崇高な感じのものではなく、ごく庶民的で、生活で、日常…
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