2025/08/10鑑賞。
前を向くことと同じぐらい、前を見ないことが救いになることもあるのかもしれないと思った。
災害だって戦争だって、それを伝え続けることは悲しみを抱えながら、自身の精神を削…
▶︎2025年:292本目
▶︎視聴:1回目
ドラマ仕立てでとても観やすかった。
主要な登場人物は言わずもがなの振る舞い・素晴らしい演技であるが、“がんばろう東北”カーからすでに滲み出ている、当…
大川小学校を舞台にした映画。こちらは、実話をもとにしたフィクションだったけど、震災で妹を亡くした姉のその後や、亡くなった遺族だけでなく、生き残った児童のその後にも焦点を当てた、とても心に残る内容だっ…
>>続きを読む初の大宮OttOにて、ずっと見たかった震災の映画。
思春期、この頃受ける影響は自分の人生の価値観を作る。
震災で妹を失い、記者からは質問攻め、「ちゃんと答えて立派だね」という周囲からの賞賛、勉強で…
同じではないけれど知っている風景や、見たことの無い、見逃していたかもしれない表情。耳にしたことのある雑音や静寂、聴いたことのない叫び。ここには知っているものも知らないものもあった。
純粋に映画的な、…
ちょうど宮城県に滞在中、テレビの震災特集を見る中で本作の紹介があり、また、近くの「フォーラム仙台」で上映されていることがわかり走って駆けつけた。
2本同時上映で2本ともドキュメンタリーだと思っていた…
佐藤そのみ監督『春をかさねて』(2019)
ここにはいないけれど、どこかにいるー
足りなかった言葉をひとつひとつ埋め合わせるように、一歩一歩前を向いて歩いていくーその軌跡が新しい友情の香りを漂わせ…
喪失があまりにも大きすぎるので死者を背負って生きる。その義務感が人生の枷になってはならない。当事者の禊のような映画。大川小学校のUFOのようなオブジェで再会する。メディアに取り上げられることで引き出…
>>続きを読む©SonomiSato