春をかさねてに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『春をかさねて』に投稿された感想・評価

2025/08/10鑑賞。

前を向くことと同じぐらい、前を見ないことが救いになることもあるのかもしれないと思った。

災害だって戦争だって、それを伝え続けることは悲しみを抱えながら、自身の精神を削…

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5.0

▶︎2025年:292本目
▶︎視聴:1回目

ドラマ仕立てでとても観やすかった。

主要な登場人物は言わずもがなの振る舞い・素晴らしい演技であるが、“がんばろう東北”カーからすでに滲み出ている、当…

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O
4.1
余白の作り方がうますぎる。フィクションとドキュメンタリーの融合。

大川小学校を舞台にした映画。こちらは、実話をもとにしたフィクションだったけど、震災で妹を亡くした姉のその後や、亡くなった遺族だけでなく、生き残った児童のその後にも焦点を当てた、とても心に残る内容だっ…

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oji
4.2

初の大宮OttOにて、ずっと見たかった震災の映画。

思春期、この頃受ける影響は自分の人生の価値観を作る。
震災で妹を失い、記者からは質問攻め、「ちゃんと答えて立派だね」という周囲からの賞賛、勉強で…

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このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリっくな捉え方と
目線でありながら、圧倒的厚みのカタルシスを持った作品。

同じではないけれど知っている風景や、見たことの無い、見逃していたかもしれない表情。耳にしたことのある雑音や静寂、聴いたことのない叫び。ここには知っているものも知らないものもあった。
純粋に映画的な、…

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ちょうど宮城県に滞在中、テレビの震災特集を見る中で本作の紹介があり、また、近くの「フォーラム仙台」で上映されていることがわかり走って駆けつけた。
2本同時上映で2本ともドキュメンタリーだと思っていた…

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佐藤そのみ監督『春をかさねて』(2019)

ここにはいないけれど、どこかにいるー
足りなかった言葉をひとつひとつ埋め合わせるように、一歩一歩前を向いて歩いていくーその軌跡が新しい友情の香りを漂わせ…

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ENDO
4.2

喪失があまりにも大きすぎるので死者を背負って生きる。その義務感が人生の枷になってはならない。当事者の禊のような映画。大川小学校のUFOのようなオブジェで再会する。メディアに取り上げられることで引き出…

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