トリアー最高傑作にして自身のグレイテストヒッツ。フィルモグラフィの中で(恐らく)最も政治的。セルフ堕胎シーンの衝撃もさる事ながら、ミア・ゴスとの関係性の顛末がそれをさらに凌駕する。観客に真の意味で傷…
>>続きを読むレトロスペクティブ2023 2作目
Vol.1の続き…。
不感症になってしまったジョーの性の追求と人生。
Vol.1に続いて印象的なシーン数多くあり。
皆さん書いていらっしゃいますが中絶シーン凄まじ…
ここまで切り込んでいってようやく見えてくるものがある。社会に潜む曖昧な悪の姿をよく形にして表に引きずり出してきたと思う。最近の世の中は、困ったときはすぐにSDG's、特にLGBTQ+を要素の一つとし…
>>続きを読む2023年現在にみると寧ろ同時代的な内容になっていて、「間違った価値観」みたいなものに対して、それとどう向き合うのかというそれ自体人生訓みたいな話にvol.2はなっている。
人間のどうしようもない…
"私はジョー…ニンフォマニアック《色情狂》なの…そんな私が好き…"
性に溺れ過ぎてしまったからなのか…不感症となってしまったジョー…苦しみの果て、彼女が失ったモノ…新たに得たモノ…果てしてジョーは…
このレビューはネタバレを含みます
「PCの時代に許容されないセクシャリティを持つ人間はどう生きればいいのか」という2013年公開当時はかなり先進的だったであろうテーマが添えられており、なかなか驚いた。アンチPC派とされがちなトリアー…
>>続きを読むエロスな美の映画だと思って観たら全然違った。久々に傑作を観て心が満たされた。
人間の欲望と心情を、一夜のおしゃべりというしんみりする状況で描いてて、徹夜でエモい話をする大学生みたいな気分になった。…