ハンソッキュ演じるマクトンが、ひたすら切なかった。
貧しく、ネットもない時代。普通の幸せを掴むことは今より難しかったのかも。
障害があっても大好きなお兄さんや、たくましく女性であることを利用して生…
イ•チャンドン監督のデビュー作はヤクザ映画。97年の韓国、今とは全然違ってノスタルジー。冒頭は牧歌的な感じで始まって、だんだんと哀愁がただよい始めて、ラストはあーやっぱりイ•チャンドンだなあって感じ…
>>続きを読むイ・チャンドンレトロスペクティヴにて。
後年の作品を知っている視点から言うと、とにかく初々しくまさにデビュー作という趣。
物語そのものも映画としての話法も非常に素朴で、その素朴さが今となっては逆に…
26年も昔の作品であるにも関わらず、その余りのリアリティーと刹那さに胸が苦しくなるほどの名画で、見たこともない観光の田舎の風景が多く映されている。
フロントガラスに全体重を預けるハン・ソッキュの虚…
ずっと観れていなかったイチャンドン監督のデビュー作。
この度回顧レストアで見ることができて嬉しい。
やはりイチャンドン監督が描き出すヒューマニズムにはアイロニーと慈愛があり、少年性への憧憬があり鑑…
2023年46本目
お金を集める為にジャンル映画にした。と監督が言ってたけど、かなりのジャンル映画。
だけど既にイ・チャンドン。
女性の描き方は、徐々に変わっていったんだというのもよくわかる一本に…
イ・チャンドンの映画のどこが面白いのか分からないんだー、って人とじっくり話す余裕は残りの人生には無いかもしれない。
しかしこの辺の年代の韓国とか台湾映画の一部は北野武の映画の影響を受けているのだろ…
2023年映画日記194
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兵役を終えて汽車で故郷に向かっていたマクドンは、赤いスカーフを巻いた女性がチンピラに絡まれているのを助ける。しかし彼らと喧嘩になり助けた女性と言葉を交わすことなく手元に…
このレビューはネタバレを含みます
フロントガラスに倒れ込んでほっぺ押し当たって吐息の動線がガラスの曇りに全可視化されて絶命するラスト、1000億点
ホンサンスやポンジュノの処女作に比べると脚本の個性はまだ影を潜めてる感じするけど、…
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