「パパラッツィ」「バルドー/ゴダール」目当てだったけど、同時上映で「アデュー・フィリピーヌ」も数年ぶりに観た。
前はアンスティチュ・フランセのヴァカンス映画特集で観たなー。たしか、対象年齢20歳前…
恋愛映画に飽きてるというか他人の恋愛に興味がないという気持ちが最高潮になってるせいか、あまりハマれなかった
それに加えてユーロで2本続けて見たからお尻がめちゃくちゃ痛くなって、早く終わってくれしか感…
このレビューはネタバレを含みます
双子姉妹に見えてくるほどニコイチなジュリエットとリリアーヌが、一人の男を巡って嫉妬し合い、関係性のバランスさえ崩していくのに、始まりも終わりも軽いのがめちゃくちゃ良い。
それはひとときの夢の時間の…
劇場で見てやっとロジエ、しかし『アデュー』のみとだが、とにかく和解できた。時間感覚に対する違和をどうも捨てきれずにいたのだが、この人の主題は一貫して階級闘争にあると確信を得た。ギヨーム、まんまではな…
>>続きを読む色恋沙汰にうつつを抜かしていた男に、色恋沙汰よりも大切なものがあると言わしめるのは戦争であるというなんたる皮肉。
タイトルが予告するように、ふたりの女性に別れを告げる終幕へ向けて、とりたてて脈略のな…
仲良しリリアーヌとジュリエットが、青年ミシェルをとりあいながらも笑い踊るバカンス日乗。🏝️
アルジェリア戦争の兵役を控える青年の不安が下地となって、ひたすら陽気な描写を一層引き立てる。ゴダールも嫉…
© 1961 Jacques Rozie