嫉妬深い恋人と別れるため(?)関係を持った女がもっと嫉妬深かった、という本筋と全く関係ない小噺から始まるの意味不明すぎて最高だった。
地獄のようなツアーでも終わりよければ全てよし、ですよね。
劇中で…
ジャックロジエ監督作。
その昔、今はなき三茶の名画座で監督作の「オルエットの方へ」(夏のビーチでカワイイ女の子2人とダメ男のキャッキャッを3時間弱眺めるだけ)が驚くほど面白かったので、長編監督作は少…
映画に限らずこんなに笑ったの久しぶり。船のシーンは本当にずっと笑いぱなしだった。黒人のおっちゃんが音を出すだけで、お腹痛くなるくらい笑った。うるさくてすいません。
恋人を嫉妬させる為に嘘の浮気相…
反芻すればするほどこれは傑作だったなという気持ちが湧き上がってきた、といってもかなり歪な部分もたくさんあるのが曲者。閃きと行動力が必ずしも良い方向に向かうとは限らないわけで、実際こういう無責任な企画…
>>続きを読む始まって7分くらいは今まで見た映画の中でトップクラスに痺れた。これはやばいものを目にするかも…と心の準備をしていたらあれれ?という感じで変な方向に流れ始めた。ところどころ笑ってしまうシーンがあったか…
>>続きを読む記録映像みたいな凄みがある。冒頭の部屋のランプからどこまで離れた遠い景色を見せられるか、時間をかけて辿り着くのは自然のデカさと孤独。しっかりビビる。人物がいる風景のコントラストをショット単位でやって…
>>続きを読むある夏の出来事丸ごと切り抜いてまっせ、ってな感じで気楽に楽しめる。序盤の黒人女性とのロマンスから話が全く違う方向に展開していく。劇映画としてそれはどうなん?ってなるくらい必要のなさそうな真っ暗闇の長…
>>続きを読む初めて味わう時間の感覚。遭難者ごっこのためにいつまでも海に浮かぶ船にとどまって島へ上陸できないくだりはなにも起きないし恐ろしく間延びしてるのに、もうしばらく見ていたいと思い続けられるのが不思議だった…
>>続きを読む© 1974 Jacques Rozier