ベラルーシとポーランドの国境で押し付け合われる難民問題。その難民、国境警備隊、活動家の3つの視点で描く。
難民たちはポーランド経由なら安全に亡命できると偽りの情報を掴まされたというのは気の毒に思う…
こういう同情強要する映画は好きではない
空音央の「HAPPYEND」と同様、いかにも裕福層が作ったマイノリティ映画って感じでそういう意味でも好きではない。「TATAMI」もそうだけど他国を批判したい…
日本で生まれ育った私には、難民問題はまったく身近なものではなかった。本作を見た今でも、その事実は大きく変わらないが、もっと現実を知らなければいけないと強く感じた。
本作の最大の特徴は、様々な視点の…
国籍はさまざまであっても、人間は人間であるはずなのだが、タイトルにあるように、不毛な境界を作り出しているのは、その人間なのである。ベラルーシはいったい何をやっているのか。人命を重んじない国家がはびこ…
>>続きを読む当初、難民問題を扱った作品であるという先入観、さらにはドキュメンタリー風のポスター・ビジュアルの印象から、本作を実録形式のドキュメンタリーだと誤認していた。ところが実際に鑑賞してみると、明確に演出さ…
>>続きを読む難民問題は私自身が疎すぎて何をどう受け止めて良いのか分からなかった。
ただ言えるのは、人間同士なのに何故こうも立場の弱い人を物扱いできるのか。
嫌がらせをしたり、放り投げたり。
それが現在進行形で起…
ベラルーシにしてもポーランドにしても人命が軽い。
ナチスに蹂躙されたポーランドで、コルチャックが命をかけたポーランドで…とも思うがロシア、EU、中東を取り巻く情勢がこうさせてもいる。
全編白黒だか…
原題は、『greenborder』
今もなお続く、悲惨な現実を描いた映画。
2時間半の長さだったが、飽きることなく惹き込まれる素晴らしい作品。
まるでドキュメンタリーのようなカメラワークで、難民、…
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