邦題が秀逸。単なる国境というのではなく人間の境界と題することで只事ではない感が出てる。
日本にいると分からないけど、EUに入る前にウン万人も亡くなっている事実からまんざらフィクションってことでもない…
ベラルーシとポーランドの国境で押し付け合われる難民問題。その難民、国境警備隊、活動家の3つの視点で描く。
難民たちはポーランド経由なら安全に亡命できると偽りの情報を掴まされたというのは気の毒に思う…
国境で難民を押し付け合うポーランドとベラルーシ。どこまでも酷くて辟易するが、これが現実。巨匠による社会派の力作であることに間違いはない。が、ある女性活動家のキャラクターがエキセントリックで急に人に向…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
自国に如何に利用出来るかで人間を選別する為の境界。赤ん坊や老人、妊婦を含めたほぼ着の身着のままの混乱の極みにある多くの人々を、邪魔者として扱われる事を期待して敵国に追いやる側の人々。期待通りに最早、…
>>続きを読む2021年10月ヨーロッパ。トルコのエアラインにシリア戦争で家を失い難民キャンプに逃げて5年の家族が乗っていた。隣のマダムは席を替わり言葉を交わす。家族はベラルーシ経由でポーランドを通りスウェーデン…
>>続きを読む©2023 Metro Lato Sp. z o.o., Blick Productions SAS, Marlene Film Production s.r.o., Beluga Tree SA, Canal+ Polska S.A., dFlights Sp. z o.o., Česká televize, Mazovia Institute of Culture