いってらっしゃい
疎遠となっていた父親と義理の母親の間に流れた時間を辿る133分。
35mmフィルムにこだわったという今作。全編通してざらついた画がとてもしっくりくる。
迫りくる認知症。携わる戯曲…
藤竜也の演技と森山未來の演技に象徴的な、リアルとアンリアルを揺れ続けるシーソーバランス。
年老いた人間が(認知症によるものに限らず)あらゆるものを失っていくなかで、最後まで持ち続けようとするものは何…
疎遠の父が「警察に捕まった」という知らせを受けて、久しぶりに会った父は認知症の症状が見えて、会話や記憶があやふや。
同居していた内縁の妻の行方もわからない。
父の過去を探る。1人の人間の人生の断片
…
機内で「受賞作」のカテゴリーにあり鑑賞。
即興劇やダンスができる森山未來だからこそできる役柄で、演劇のリハーサルシーンと「父と子」を演じるかのような現実が重層的に折り重なる。真木よう子だけ意外性のあ…
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