利休の作品情報・感想・評価・動画配信

『利休』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7

【1989年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『砂の女』勅使河原宏監督が野上彌生子の小説『秀吉と利休』を映画化した作品。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品されC.I.C.A.E.賞を受賞、キネ…

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このレビューはネタバレを含みます

原作は野上彌生子の「秀吉と利休」からきており、タイトル通りこの二人を対比的に描いている。

特に長次郎作の黒楽と赤楽は有名な対比であり、シックな黒釉に覆われ華やかさがないがその中に抹茶の緑が映える黒…

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三國連太郎も山崎努もすばらしい。何より勅使河原宏の映像の微妙な不安定感が心地よい。「砂の女」よりずっと洗練されてたけどやっぱり(良い意味で)変😆
pndna
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record
2025.08.01
SF23
3.7
昔見たのを記録
it
3.6
勅使河原作品、初めて。もっとアバンギャルドなイメージだったけど、これは重厚かつストレートな感じであんま特徴分からず。美術もキャストもやけに豪華。

勅使河原宏監督『利休』(1989)

人生、としての作法ー

茶道が如何に戦国時代の"コミュニティ"や"休息地"として機能していたかを知られる。

あらゆるところに、フレーミングの美学/演出の作法、…

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このレビューはネタバレを含みます

歴史ドラマというものは、厳然とした歴史の流れがあらかじめ決まってしまっているから、物語の筋がどうなるのかを楽しむ余地は少ないものです。
織田信長の後には豊臣秀吉が、秀吉の後には徳川家康が天下を獲る定…

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野上彌生子の「秀吉と利休」を勅使河原宏が映画化。美術、衣装、音楽と第一級スタッフを揃えた。三國の利休、山崎の秀吉。
新宿松竹にて
eko
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題字がいい。

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