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記録
どんなに憎まないと思ってても名前が付けられない感情が収まらないし、テロ後の生活の新しい光?温かさ?を見つけていくのはとても困難。彼の手紙を読んで救われる人もいるだろう。主人公にその光を与えて…
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苦しい状況の中、負の感情に押しつぶされそうな中で前向きな言葉を発するのがどれだけすごいことなのか
そして、その言葉通りの言動をすることがどれだけ大変なことなのかを感じさせられる映画でした
大切な人…
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そうだ、この作品の題名は『憎まないことにした』だ。
憎んでいないでもないし、ましてや赦すことにした、でもない。
でも、やっぱり哀しみに押し潰れそうにはなるし、ふいに蘇る思い出に心が掻き乱されても…
「ぼくは君たちを憎まないことにした」という書き出しで始まる一文。2015年に起きたパリ同時多発テロで妻を亡くした男性が、自身のFacebookに実際に投稿した実行犯への"手紙"である。その印象的なメ…
>>続きを読む2023/No.148
フランスで普通に生活していた人が、ある日突然テロに巻き込まれて死んでしまう。あまりに突然で、わからなくてバタバタする様が、これって現実に起こりうることなんだなって、緊迫感を伝…
パリ多発テロのとき、高校生だった。新聞で「ぼくは君たちに憎しみを贈らない」という手紙の記事をみて、いたく感動して切り抜いた。
人は大きな悲しい出来事に直面したあと、それぞれに癒やし方があって、彼にと…
突然の喪失と向き合う事が如何に困難か、心痛過ぎる。得られない苦しさより、失くしてしまう辛さの方が何倍も大きい。実話が元だけに、主人公の人間らしさをきっちり描いていたのが良かったな。凄惨なテロを忘れな…
>>続きを読む実話を元にした映画ということらしいですけど、パリのISLによるテロ事件自体をこの映画を観るまで忘れてしまっていた。
夫のコメントが世間に広まった後の夫の葛藤がすごくよく描かれていて、よく崩れさらなか…
©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion