このレビューはネタバレを含みます
最悪を描こうとする映画は多い。だがこの映画のテーマは最悪の「その先」にあるものだ。テロで最愛の妻を失い、幼い息子は母親の名前を呼んで駄々をこね、そして息子が眠りにつく夜になると、今度は途方もないかな…
>>続きを読むつらい、悲しい、いらいらして腹が立つし、何度も何度も自分も、と頭をよぎる。
でも人生は続く。世界は変わらず美しい。笑って、泣いて、怒って、遊んで。だって、生きているから。
まずまずスープのシーン、…
アアルトでの横井和子さんの字幕がとても良かったので本作も観に行きました
原作があるので限られた時間でどこまで演出するかというところはすごく難しかったはずなのにも関わらず、フランス映画の良さと原作の良…
小説家の主人公。才能ある女性と家族を作り、順風満帆な日々が、ある日テロリストによって奪われる。
ただ観ていて感情移入し辛い時間が観客にも流れる。現実逃避しようとも、現実世界を生きるということは、否…
家族が居なくなっても自分たちの日々は続いていて、その人がいない世界を生きていく。当たり前ではありますが、実際そうなった時に毎日を過ごすことがどれだけ苦しく悲しいものなのか、改めて考えさせられる作品で…
>>続きを読むフランスの作家アントワーヌ・レリスの同名作品の映画化。2015年、ジャーナリストのアントワーヌは妻のエレーヌと幼い息子メルヴィルと三人で暮らしていた。しかし、パリ同時多発テロによって、妻が帰らぬ人…
>>続きを読む子役...君は天才か?
ジャケットからは想像できない、夫の人間臭い葛藤、言動、行動に涙涙涙。
周りの記憶からは悲しみが薄れ、繰り返されるテロ。失ったものには一生残る思い出と埋められない寂しさ、悔しさ…
2015年にパリで起きた襲撃テロにより
妻を失った、幼い子をもつ主人公の
言葉がタイトルの映画
『ぼくは君たちを憎まないことにした』
苦しかったけど観てよかった🥲
お別れも言えずに突然最愛の人を…
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