このレビューはネタバレを含みます
愛する人を失った時の怒りや憎しみ、でもそれに抗おうとする自分の正義や美学との葛藤が、身につまされるものがある。
残された自分のどうしようもなく上下する感情とは裏腹に目紛しく世の中は進んでいくっていう…
主人公がFacebookに投稿した文章が感動のピークにならず、ラストカットで「苦しいことがあっても人生は続くよなぁ…」と深い余韻に浸れた。
怒りに任せて過去を振り返らないと決意しても、やっぱり苦…
原題:Vous n‘aurez pas ma haine (あなたに私の憎しみはないでしょう)
2015年11月13日に起きたパリ同時多発テロ事件。襲撃された場所の1つであるバタクラン劇場というコ…
深い、深い悲しみの映画。
憎まないことにした。
強い決意の裏に、深い悲しみがある。
フラッシュバック、夢、子どもへの苛立ちからその悲しみが伝わってくる。
そしてその悲しみを表に出せない苦しみ。…
2015年のパリ同時多発テロにより妻を亡くした男性が「極東より愛を込めて」的な呟きをしたために一躍時の人になったが、という事実ベースの作品。
息子くんがキュートで、一瞬だがお父さんの頭をヨシヨシし…
2015年パリ同時多発テロ事件で最愛の妻を亡くしたジャーナリストがFacebookに載せた手紙と彼の葛藤の日々を綴った手記の映画化。(未読)
今どのように暮らされているのでしょう。
ISILのテロ…
昨今のテロの犠牲者への追悼とその家族の感情に想いを寄せていました。突然、罪のない愛する人を失う残酷さ。自分を取り戻すために書いた文章が独り歩きして、心の底を曝け出せない苦しみが巧みに描かれていました…
>>続きを読む2015年11月13日に発生したパリ同時多発テロ事件。ジャーナリストのアントワーヌはこのテロで妻のエレーヌを突然失った。まだ幼い息子は母の死を理解出来るはずもない。そんな中、アントワーヌはテロリスト…
>>続きを読む実際にあった事だからコメントが難しいけど、映画に対してと割り切るしかない。
前半はあんまりストーリーが進まないからちょっと中弛みというかもどかしさあり。
実際なら引っ張りたい・知りたくない気持ちも…
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