大学で教鞭を振るう黒人小説家で、作品が文壇では評価されるもセールスは今一つで出版社から「黒人らしくない」と否定されたモンク。大学から与えられた休暇で母の認知症や弟の同性愛でわだかまりを抱える家族と再…
>>続きを読むオスカーノミニー作品、日本で公開されてるの全然観れてなかったのと、観たい作品だったのでこれくらいはオスカー発表前に観ようか!
ということで。
あらすじだけでね、もうすでに面白そうと思える惹きがある…
控えめに言って素晴らしかったです。
中年の悲哀が滲み出てる。自分も中年なのでその苦悩がわかる。
仕事、家族、悩みは尽きない。一つも解決しないし。それでも人生は続く。
とにかくセリフがいいです。いくつ…
アカデミー賞候補作として挙がっていたため視聴。
この作品が面白いと評価されているならば、黒人差別は今もなお、現存しているという証拠。
ただ、こういうテーマもエンタメとして昇華させるアメリカの凄さも感…
大好き。
ユーモアと風刺たっぷりのブラックコメディ(2つの意味で)。
アカデミー賞の脚色賞を受賞し、作品賞にノミネートされてるだけあって、マイノリティ(本作では黒人)を主題にしているが、シリアスに…
「俺の本で人生は変わったか?」
モンクは小説家であり教授でしたが、歯に衣をきせない物言いで生徒からのクレームも多くあります。
彼はイライラと落ち着かない性格で、教授仲間からも休暇を取るよう促され…
このレビューはネタバレを含みます
皮肉塗れの映画。しかし軽妙な描き方で不思議と悲壮感はない。
こんなもの!って思いながら書いた白人が求める典型的な黒人像の小説が一人歩きしてどんどん売れて、これだから社会ってやつはこんちくしょうって…