【第20回アカデミー賞 名誉賞】
『自転車泥棒』ヴィットリオ・デ・シーカ監督の初期代表作。アカデミー賞では外国語映画賞にあたる名誉賞を受賞、脚本賞にもノミネートされた。
ネオレアリズモの傑作とされ…
ネオレアリズモの入口はゴールデンコンビ。
第二次大戦後の厳しい現実をリアルに映し出しているのに、白馬の存在がそれを寓話っぽく魅せていて、芸術性の高さを感じさせてくれるところが◎
特にラストシーン…
子供たちや動物、天使のようなラッパ吹きを見ていると貧しさもここが少年院だということも忘れてしまいそうになる。親を選べず牢屋も選べない。どこか母体を思わせる少年院を見ていたら、不安定な時代では"おめで…
>>続きを読む戦後イタリアで貧困層の少年2人が闇取引を手伝ったことで刑務所に入れられてしまい、さまざまな行き違いから友情が壊れていく。
デ・シーカの描き出す戦後のリアル。
貧困でありながら夢だった馬を買うお金を…