若尾文子と高峰秀子の視線の交差、ずれで2人の関係の変化を映像化している。奥行きのある空間、蚊帳を効果的に使ってサスペンスを作る美術や演出は素晴らしい。
嫁姑と夫の倒錯的な関係性がはっきりと提示され…
真夏の大映祭①
もぉ、めちゃめちゃ面白かった…。
最高すぎる高峰秀子若尾文子そして市川雷蔵、増村保造監督に新藤兼人脚本、まさに日本映画界の満漢全席!!
私は子を持たないが、もし男児を産んでいたらや…
原作が有吉佐和子、麻酔医・華岡青洲(市川雷蔵)をめぐり、母・於継(高峰秀子)と嫁・加恵(若尾文子)が壮絶な戦いを繰り広げる。
加恵は華岡家の美しい於継に憧れていて、息子の嫁に、との申し出には二つ返事…
原作有吉佐和子、脚本新藤兼人、監督増村保造、出演高峰秀子、若尾文子、市川雷蔵、渡辺美佐子、原知佐子、伊藤雄之助、ナレーション杉村春子。角川シネマコレクションで鑑賞。モノクロ映画だが、まんだらけの花の…
>>続きを読む 高峰秀子、若尾文子の贅沢すぎる共演。杉村春子のナレーションも。
憧れ/観る主体だった妻が、あるショットから家父長制の下で男子を産む道具として、見られる/監視される客体としての役割を全うすることに…
ぜひ現代の女性に観てもらって、感想を聞きたい(よし) 。
母、姑、嫁、妻、娘、妹、女性、人間、いろんな立場の見方で
感想も変わる(よし)。
58年前の映画🎬を現代の女性に観てもらいたいのは…
高校の映画教室で観た。併映の「なみだ川」も一緒に観られたのが嬉しい。でも、高校生には。増村も三隅もハードルが高かった。作品選定教師の熱い思い入れは伝わったが。10年後に見直して、本作の面白さがようや…
>>続きを読む#61 デコちゃん生誕100年
(#60は『花つみ日記』再鑑賞)
10年ぶりくらいに再鑑賞。
すごい映画だ。
大映スターのなかに、ライバル会社・東宝のスターを連れてきて無理やり画面内で演技対決さ…
いやぁ・・・凄まじかった
増村保造の演出は言わずもがな
今回は実話ものだから抑え気味ではあるけど
要所で締めてくれる
オープニングクレジットなんか痺れるよ
高峰秀子VS若尾文子が凄まじい
市川雷…