台湾ニューウェーブの代表格、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品。どのサイトでも高評価のようだが、私には正直「❓」だった作品。どこまでも真っ直ぐ!みたいな主人公が記号的で面白味がないのかなー?
そ…
トンネルを通過する電車。広がる風景、車内の二人。もう完璧なので何も言う事はない。ただただ痺れる。「映画だ」ってなんだその始まり!
静かで残酷な青春の物語も、フィックスでじっくり捉えたショットももちろ…
DVDを買ったので再見。
今作は結構前に劇場で観たが、日本ではもう最終上映が終わってるのが悲しい。
中期侯孝賢映画では常連の辛樹芬、童年往事と今作ではあどけなさがまだ残るが、2年後の悲情城市ではいき…
タイトルがすべて。恋は風に舞う塵の如し。緑豊かな台湾の僻村の風景と相まって、感情を思い留める若い男女の青春のほろ苦さが胸に残る。昔は恋愛結婚のほうがめずらしかったのだろうから、こういう恋愛の決着はご…
>>続きを読む2人の淡い恋は淡すぎて縛る言葉を持たなかった
それは周りから見ても、おそらく2人の自覚としても、どこからどう見ても恋であった、まして小さな町、おれが台湾に行ったときに見た小さな老街である、町の人々の…
真っ暗な画面に緑色の何かがいったり来たりしているかと思ったら、やがてアーチが見えてきて、トンネルを抜けるという吸い込まれるようなオープニングからして素晴らしく、その直後アワンとアフンが車内に登場する…
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