清作の妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『清作の妻』に投稿された感想・評価

4.3

初増村作品だったけどすごい良かった。画面から立ち昇ってくる緊張感というか、容赦のない硬派さみたいなものが感じられて見入ってしまった。再三流れる音楽も煩いとは感じなかった。ほんまに好きなら胸触ってみい…

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お兼と清作以外は何かがあると、周りにどう見られるかしか考えていない。戦時中の村社会がそうさせているのだろう。
そんな中、特にお兼はそれを全て跳ね除けて自分なりの愛を全うしようとする。
畑を耕す若尾文…

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増村保造
5.0 セックスチェック
4.9 最高殊勲夫人
4.8 痴人の愛
4.4 巨人と玩具
4.3 盲獣
4.1 卍
1.0 清作の妻 ←
1.0 刺青

悪い噂が立っている女に近づいて「俺だけ…

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迸る激情は、いつだって狂気と見分けがつかない。『妻は告白する』と同様に、男は女の常軌を逸した愛を理解できない。夫を生かすのが妻の務めか、夫を死に送り出すのが妻の務めか。女が燃えるような思いを蓄えた半…

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ちか
3.6
ある意味究極の愛の形。

それにしても村社会が怖すぎる。
男も女も下衆ばっか。
海月
-
清作にもともと嫁入りするはずだった女の子がごねてんのマジ笑った。
MOOG
3.9

時節により世間の価値観は揺らぎ変わる。
軍や村社会で模範とれてきた清作が見出した選択は、人への思いやりと自らの人生を朴訥に生きることだった。
それは軍国主義が蔓延り死ぬことが正義とされ、村のしきたり…

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エゴイズムだろうか。

この狂った時代において、
おかねの狂った愛情は清らかで美しく、
正しいとすら思える。

蔑まれて生きてきた女の矜持と反骨精神を感じる若尾文子の声の艶が素晴らしい。

今年のBerlinaleで特別上映されていたが、日程が合わなくて観れなかった1本
サスペンス具合と湿っぽさが逸品だった

愛と孤独を知るための代償は清作にとってあまりにも大きかったな。にしてもカネの…

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若尾文子が五寸釘を持ってからのサスペンスがすごい

決定的な瞬間はみせないけど

社会を正しく描いている

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