観た直後は色々圧倒されて言葉もなかったけど、思い返すと全然難解ではなく。
むしろ現在の日本の世相のようで、すごく怖かった。
暮らしの不満、不穏な世相、未知のものへの恐怖からくる怒り、見えない扇動者…
鑑賞後、改めてタイトルについて考えさせられる。調和や美が崩壊していく過程をつぶさに撮った作品なのだろうか。しかし、崩壊が起こるその時に流れる音楽もまた、哀しく美しい。
見世物のクジラも圧倒的な存在…
配信終了間近と表示があり慌てて鑑賞。
石炭も手に入らない貧しい時代のハンガリーが舞台なのだろうか、終末にも思えてくる寂れた町。ある日、町に巨大なクジラと“プリンス”という姿を見せぬ扇動者を引き連…
そして、タル・ベーラである。この監督の映画的時間には独特なものがある。映画が始まってすぐに感じることができる。例えば、暗闇のなか、自動車のヘッドライトが遠くにみえる。それがこちらに近づいて目の前を…
>>続きを読む至上最高を更新
秩序、無秩序=支配、被支配はタルベーラの主題
終始心臓に鳥肌が立ちまくり
久しぶりにちゃんと感動して心が震えている
小さな愛を持ったピュアな主人公と共にこの実存世界を追体験
アニ…
このレビューはネタバレを含みます
わお。
途中までクソ眠だったけど、夫婦が拳銃を持ってダンスするあたりから急に引き込まれていった。
寓話すぎて、大抵の鑑賞者を置いてけぼりにするか、ぺダンチックな鑑賞者を「わからないことがすごい」…
【静かなる群の繋がり、終焉の予兆】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=Rtbegl1RH38
ノーベル賞のシーズンですね。今年も村上春樹とトマス・ピンチョン…
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